頑張れ頑張れできるできる絶対できる頑張れもっとやれるって
っていう修造の名言がある(笑うところ)
さて、このセリフを普段頑張っていない人が言ったら受けてはどう感じるだろうか。
分からない人も居るかもしれないので書くと「お前が言うな」となる。
これが理解できない人が世の中にどの程度居るかは分からないが、IT業界には意外と多く居る。
程度として2、3個あるだろう
重度:自分が迷惑を掛けていることにすら気づかない
軽度:・自分は一面では頑張っているが、他方では頑張っていない、あるいはそう思われている
・頑張っているものの、相手の事情を理解していない(相手の認識している状況とズレている)
重度は他人の気持ちを読む能力に掛けている、いわゆる自閉症スペクトラム指数が高い状態だろう
これは解決しようとすること自体が無意味なのかもしれない(専門化ではないのではっきりしたことは言えない)
ただ後者は単なる誤解によって誰にでも発生してしまう。こちらを考えたい。
【誰かに対して指摘・激励する際の注意点】
・指摘できるだけ、その分野で自分が頑張っている、相手もそれが分かっている、相手の状況が相手の認識と合っている
→ 普通に指摘・激励できる状況。ただし相手の内罰型/外罰型は把握しておかなければならない。
また、相手のほうが立場が上の場合はまた別の問題が発生する。
・指摘できるだけ、その分野で自分が頑張っている、相手もそれが分かっている、相手の状況はよく分からない
→ 条件付け指摘がいいだろう。
「〜〜という時は、〜〜というの方がいいよ。もしそうじゃなければ聞き流してもらって構わないが、少し心配している」のように
・指摘できるだけ、その分野で自分が頑張っている、相手には伝わっていない、相手の状況が相手の認識と合っている
→ 自分が詳しいという部分をアピールできないと相手には通じない。誤解されないように要所要所を端折らないで話すとよい、
あるいは、「(信頼されてる)Aさんと相談したんだけど」みたいな状況にする
・指摘できるだけ、その分野で自分が頑張っている、相手には伝わっていない、相手の状況はよく分からない
→ 「何かアドバイスできるかもしれない」という流れでまずはヒアリングがよいだろう。
その時に自分が心配していて、どの部分にナレッジがあるかを伝えるとなおよい。
・自分は頑張っていないか門外漢、相手の状況は相手と認識があっている
→ 一緒に解決する流れがよいだろう。別の誰かをアサインするのを手伝ってあげるとよいかもしれない。
・自分が頑張っていないか門外漢、相手の状況は相手と認識があっていない
→ 分かるように動くか、もしくは気づいた問題を解決できるように誰かに任せる。
任せる相手が居なければ、気づいた問題点と、自分が思う理想状態を話し、相手から「言い訳」を抜き出せばまた話が進むだろう