誰も育成してくれない
というか誰も育成できない
育成してくれないくせに会社は多くを求める
将来が不安
俺どうなっちゃうの
そんな風に思ってる業界人は多いのではないだろうか
特に平均年齢20代などのWeb系などの中小企業において多いだろう
ではどうするか?と言えば「勉強する」という答えが多いと思う
しかしこれが正解ではないのは業界に2年も居れば分かるのではないか
・勉強する時間がない(業務が多すぎる)
・何を勉強すればよいかわからない(先行き不透明)
・新しい言語を覚えても成長した気がしない(スキルの平行移動)
なので、業務内でとにかく何か新しい知見を身につけなければならない
のだが、協力してくれる上司や先輩などはほとんど居ない
そもそも彼らもどうすればいいか分かっていないことが多い
彼らは彼らで手一杯なのだ
そんな時、私は他業種に目を向けることが多い
1.ある問題を発見した
2.その問題を一般化する(〜〜するにはどうすればいいか?)
3.その問題がとても重要になってくるだろう他の業界や役職を考える
4.それをどう解決しているのか、どう解決する人材を育成しているのかを調べてみる
もちろん調べる方法はグーグル先生だが、意外と出てくる
「こういう問題が有り、こうあるべきだけど、本質はこうで、こうすれば解決するのではないか?」
そんなことを考えてからググると、同じ思想を説明したwikipediaがヒットしたりして、しかもその考えが提唱されたのが生まれるより前だったりする。
「なんだ、こんな大昔に誰かが気づいていたことで悩んでいたのか。誰か教えてくれたら早かったのになあ」
と車輪の再開発をした気分になってしまうのだが、逆に考えれば生涯それに悩まなくて良くなったのだ
こういう行為を積み重ねることで、ある程度自分一人だけで成長できる
さて、これを1個だけメタ構造の外に持って行くとどうだろう
成長に悩んでいる者、育成に悩んでいる者は世の中にいっぱいいる
じゃあ育成側から「このように部下を育成すると良い」というナレッジは、自立心さえあれば1人で完結できることだ
教科書を求めるのではなく、指導要領を手に入れれば、もはや育成してくれる人など用無しになる
注意:これを他者に求めるのはかなりハードなので、自分だけにとどめておきたい
ちなみにIT業界はデカイので、それなりにナレッジがまとまっている
こういうのもできるだけ活用していきたい
ITスキル標準はやわかり 人材育成への活用
http://www.ipa.go.jp/files/000025745.pdf