IT業界で気づいたことをこっそり書くブログ

くすぶってるアプリエンジニアが、日々気づいたことを適当に綴っていきます(受託→ベンチャー→フリー→大企業→ベンチャー→起業)

マグロのように生きるエンジニア(ポエム)

マグロは止まると死ぬ

そう言われている

 

「ひょっとしたら止まっても死なないのかもしれない」

マグロはそう思っても、敢えて止まってみることはしない

怖いから

 

私も全力を出していないと死ぬ

そんな気がしている

死ぬというのは喩えだけど

いろんなことに絶望したり、二度と立ち上がる気力がなくなるのではないかと思ってる

 

「もっと休むべき」「ワークライフバランスを」「効率重視で」「生産性が」

そんな声が世の中から聞こえてくる

気を抜くと、それらを信じたくなる

 

そんな、いろんなことにスマートに取り組めるような人が大勢いることを知っている

学生時代から、きちんと勉強し、きちんと部活もし、身形も交友も恋も就職も

真面目にというよりは、うまくこなしている人たちを知っている

それですごく成功している人が、正論をはいているのも知っている

 

でもそんな正攻法が、自分がひどく苦手なのも知っている

自分がどれだけ劣っているのか知っている

中学校の時、担任の先生に「もっと自分を追い込んだほうが良い」と言われたことが今でも印象に残っている

 

世の中から聞こえる甘言は、本当に正しいのだろうか

「休んだほうが成果が上がる」は「食べたほうが痩せる」みたいな話に聞こえる

そもそも彼らは成功者なのだろうか

成功者だったとして、その正攻法は自分もできるのだろうか

 

「ひょっとしたら、止まっても死なないのかもしれない」

私はそう思っても、敢えて止まってみることはしない

怖いから

 

そうして死ぬまで泳ぎ続けて、たぶんこう思うのだろう

「止まったほうが幸せだった」