IT業界で気づいたことをこっそり書くブログ

くすぶってるアプリエンジニアが、日々気づいたことを適当に綴っていきます(受託→ベンチャー→フリー→大企業→ベンチャー→起業)

事業アイディアの良し悪し 理想と現実

devtab.jp

 

この記事、とてもよくまとまってると思います。

何か事業のアイディアを思いついた時に、大半は何らかのアンチパターンに引っかかるものです。

でも「じゃあこれらのアンチパターンに引っかからないようにしよう」というのは現実的ではないと思います。

何故かと言えば、そんなもんは見つからないからです。

砂金を探すようなものです。

そして仮に運良く見つけたとしても、一瞬で競合に食いつぶされる、または公開されていないだけで既に競合が育ちつつあるというオチだったりします。

 

なので、成功している事業であっても、これらのアンチパターンの内、どれかは目を瞑って戦っているイメージがあります。

例えば「レッドオーシャンであること」を諦めるケースが多いと思います。

レッドオーシャンということは裏を返せばナレッジはある程度溜まっているということです。きちんと戦略を立てて挑めば、他の要素を落とすよりは楽なのかもしれません。

 

競合が居ないというのは非常にリスキーですが、そういった概念を定着させ普及させるのが難しいだけかもしれません。ならばそこをチャレンジポイントにするのはありです。

 

課題を抱える人が居なくても、新たな価値として作っていき布教する段階で、思わぬところから顧客が見つかるかもしれません。

 

もちろん、これはさすがにアウトというようなアンチパターンもありますが、大抵どのサービスもこういったように、どこか最低一つはチャレンジポイントに設定しているイメージがあります。

 

むしろ、チャレンジポイントが多すぎるかどうかという観点でアンチパターンを見ると良い気がします。

 

ちなみに私は「自身が取り組む「目的」がない」をある程度捨てています。

自分の興味のあるジャンルに絞ると、アイディアの物量的にどうしても難しいです。

「目的がある人と組む」ことでこれはある程度解決できるのではないかなと思っています(限界はあるでしょうが)