オイコノミアというEテレだかの番組でやってた中で面白かった話題です
プロ社畜が満足度高いというお話
Why Do People Overwork at the Risk of Impairing Mental Health?
http://www.rieti.go.jp/jp/publications/dp/16e037.pdf
週40時間、月160時間労働だと満足度は2.4くらい(単位不明)
そこから下がっていき
週50~55時間、月200~220時間労働、残業40時間~60時間で一番辛くなり
そこからだんだん楽しくなってきて
週65時間、月260時間労働、残業100時間くらいで定時上がりと大差なくなる
というグラフですね
数字の見方、ちょっと疑ってかかる
こういうデータで少し気をつけたいことがいくつかあります
- データをモデル化してるので、誰にでも当てはまるわけではない
- 同じ人に対して、それぞれの時間の時の満足度をとったわけではない
特に後者が重要で、より楽しんだ人が長時間労働をしているだけかもしれません
そこは注意が必要です
でも個人的には感覚値に合ってる
参考
http://otihateten.hatenablog.com/entry/2014/11/03/031503
個人的には月の残業が60~110時間くらいが一番仕事だけに集中できる感じがしました
※あくまで感覚値であって、実際の能率は違うはずです
このくらいになると何日か会社に泊まることになるのですが、合宿みたいな感じで別に嫌ではないです
対して月の残業が40時間くらいの時はスゴくイライラしていて、もっと早く帰りたいと思うことが多かったと思います
まあもちろん状況によるんですけど、ストレスとか
ちなみにグラフでは週80時間までありますが、さすがに月残業160時間は2ヶ月しかやったことがありません
そういう状況は満足度とかいうレベルではないと思います、大体炎上してるので
でもそういうのって後から謎の社畜武勇伝(笑い話)になりますよねw
テレビ番組での結論
この結果をどう分析するかですが
テレビ番組では「仕事って中毒になるから良くないんだよ」「健康を害するからよくないよ」という結論でした
至極真っ当ですね
他のテーマでもあくまで残業=悪という論調でした
中毒を活かすことができるのでは?
私の結論は少し違っていて
中毒を活かすことができれば短期的に集中して成長したり、物事を片付けられるのでは?と思いました
若干危険な発想ですが、例えば10週間働くときに
週55時間位で、残業イヤだなーと思いながら10週間やるより
週65時間を5週間、週45時間を5週間やったほうが、満足度が高く保てるのではということです
もっと言えば、それを休日で調整してできたら一番いいのではないかと思います
もちろん、融通の効く仕事じゃないとムリですけどね
(ちなみに個人的にはもっともっと極端な働き方がしたい。1月休むとか)
その他の雑感
このグラフが真実だとすると、プロ社畜が何となく自慢気なのも説明がつきますし
それより早く帰ってる月40時間残業層の愚痴が多い気がするのも納得です
まあ、原因と結果が逆な気もしますけどね
不満が多い人は「そこそこ残業」の帯域に陥ってしまう、みたいな
そういう人って早く帰りたいけど仕事は残ってるので「そこそこ残業」になるはずなんですよね
そこで不満がない人は終電までやっちゃうんですよ