以前のブログでは、受託開発で漏れる役割・人材として外部設計をあげたと思うが
もっとピンきりで、サービス全体で見ると図のようなタスクがあると思う
それで抜けるのが「戦略担当」と「設計担当」だ
もっと具体的に言えば
- サービスの理想像を設計する役割(設計)
- 事業価値の判断基準を用意する役割(戦略)
- システム要求へ落としこむ役割(設計・分析)
- システム要件へ落とし込む役割(設計)
- スコープの決定(戦略・設計)
あたり。
抜ける理由は簡単で、アサインする人もされる人も
サービスプランを何となく思い描く
↓
実装する
↓
できる
だと思ってるからだろう
これが通じるのは相当小規模なプロダクトのみで、狙うパイが大きければ大きいほどきちんと準備が必要になる
ちなみに、人材が漏れた場合どうなるかといえばどうにもならない
「実行者」(内部設計〜の担当や、デザイナー担当)はあくまで実行のプロなので、仕様を拠り所にする
仕様を変えるのは自分の仕事ではないと思っているし勝手に変えるべきでないとも思っている
じゃあ外部設計者がいれば回るのかといえばそうでもない
設計者は目標は計画を拠り所にするため、「要求」が無いと動けない
どういうビジネス戦略でプロダクトを良くするのかが決まっていないと何もできない
結果、プロダクトがしょぼいとか、計画の変更、いつまでたっても終わらないなどの問題に至る
ところでここに何とかする系のゼネラリストが入るとどうなるかというと・・・
(´・ω・`)