IT業界で気づいたことをこっそり書くブログ

くすぶってるアプリエンジニアが、日々気づいたことを適当に綴っていきます(受託→ベンチャー→フリー→大企業→ベンチャー→法人化(今年))

エンジニアリングやデザインは万能ではない

こんなこと、声を大にして語るまでもないことですが、どうにも世の中の一部界隈ではエンジニアやデザイナーを神格化したい層が存在します。

主に意識高い系方面ですが、人材採用方面や、経営者、学校、業界の外にいる人たち、たまに本人たちが自尊心のために「エンジニアすごい」「デザイナーすごい」と声高に叫びます。

それはメリットがあるからしょうがないのかもしれませんが、そういった声に当てられてる人もちょいちょい見かけるので少し不安になります。

 

参考

qiita.com

 

エンジニア、デザイナーは万能ではない

人は時々、ソレだけですべてを解決できるという何かを求めたがります。
成功してるものと、失敗してるものの違いは何かを探る中で、自分にとって未知の何かに正解を求めるためでしょう。
UX、デザイン思考、昨今のプログラミング教育などにもそういう「すがりつき」が見受けられます。
でも実際にエンジニアやデザイナーと二桁単位で一緒に仕事をすると、そんなことはないとすぐに分かるはずです。
彼らは限定された課題に対して素晴らしい結果を出します。
しかしそれはあくまで特定の課題であって、サービスや仕事を回すために必要なものの全てではありません。

 

ITサービスで成功するために必要な要素は大体わかっています。

このどの要素が欠けても上手くいきませんし、お互いに補完できるようなものではありません。
時折◯◯不要論が持ち上がりますが、それは単にその職責について深く知らないだけです。

 

最大難易度を誇る「プロダクト企画・設計」

エンジニアリング万能説や、デザイン万能説が出る理由の1つがプロダクト企画・設計があまりにも難しく、専任者が滅多に居ないという問題です。
これは昨今のITサービス特有の問題です。
勝者総取りに近い昨今のITサービス界隈では、ここの部門は最強でなければならず、そうしないと事業が失敗します。

そこでこのプロダクト企画・設計を誰ならできるかという文脈でエンジニアリングやデザインというワードが飛び出してきます。
でももちろんそんなうまくいきませんし、上手くいったとしたらその担当者がすごかったか、たまたま上手く行ったかだけでしょう。再現性は認められていません。

最近そういった声は収束しつつある?

万能説のようなものが一番多かったのが3年前〜7年前くらいだと思います。
最近は冷静になってきたのかあまり聞きません。

それとも観測範囲の問題でしょうか?

おそらく渦中に居ない人たちには万能説を覆す理由がないのでそのままの認識なのかもしれません。そういうのは避けて生きたいですね。