※税金のプロではないので、間違っているかもしれません
フリーランス1000万円の壁
ITフリーランスではよく話題になる「1000万円の壁」があります。
これは1000万円までは消費税の支払いが免除されるが、1000万円を超えると消費税の支払い義務が翌々年に発生するというもので
これがあるから、かなり稼げる人でも1000万円以内に抑えている人が多いと聞きます。
※以下、今後のために、消費税を10%で考えます。
もし消費税10%が掛かってしまうと、例えば月100万円が90万円と同等となってしまいます。
年間1000万円と、1100万円が手取りで同等で、その間は無意味になるんですね。
1000万円ってそんな低い金額ではないので、そこから1割が徒労になると想像すると、どうしても踏ん切りがつかないものです。
ちなみに私は去年超えたので、消費税をゆくゆくは払わなければなりません(法人化などいろいろやるので、たぶん再来年の下半期)
簡易課税制度
それで、私はその「売上の1割を納める」というツラミを受け入れつつ前進しようと思っていたのですが、最近簡易課税制度というものを見つけました。
そもそも納める消費税は、「消費税が含まれている仕入分」は除かれます。
二重課税になってしまうからです。
その「どれが消費税をすでに払った仕入れか」の計算が煩雑になるので、ざっくり何割が仕入れ!と計算させてくれるのが簡易課税制度です(売上5000万円まで)
我々ITフリーランスに仕入額なんて大して存在しないので、ほとんど丸っと課税されてしまいますが、現状の簡易課税制度では、ITフリーランスも50%は仕入れ!と計算できるので、消費税の半分の5%分浮く計算になります。
・・・と思うんですが、合ってるんですかね??
消費税払ってる人が周りに居ないのでまだ半信半疑ですが。
5%はでかい
1000万の5%なら50万円です。でかい。
1000万円と1050万円が同等程度なら、多少無理してもう少し頑張るのもアリなのではないでしょうか?
月単価90万超えられる有能な人材が「税金嫌だから仕事セーブする」ってもったいない気もします。
比較グラフ
売上と、それに対する「所得税+住民税+国民健康保険料+消費税」の割合を、経費200万円計算・白色申告、39歳以下の想定でグラフにしてみました。
※一部計算が雑なので1%程度誤差があると思います。あと年金入れてません。
このように1000万円に高い壁があるものの、5%ならなんとかそれでも30%台に収まっています。消費税10%をまるごと受け入れると、40%というツライ数字が見えてきます(5%の方でも2000万円付近で40%ですけど)
これはでかいんじゃないでしょうか?
今度税理士に聞いてみます。
(税理士には「法人化したらまた来てね」って言われてるんですけど・・)