わかる〜〜〜
以前居た会社で同じ感じでした。特に出社時間がバラけると挨拶が消えがちです。
当時考えた説明を書きます。
- 前提:挨拶はマナー、モラルという発想をやめる
- 挨拶以外で一言も会話しないケースが多い
- 一言も話さない人には、話しかけづらい
- 例外はあるか
- 知らない人に一番話しかけやすい内容:挨拶
- 無視のデメリット
- 無視されても挨拶する
- 困ること:時間がバラバラ
- 代替案:Slackで挨拶、メールで挨拶
- 挨拶に類似するもの:「はじめまして」
- 「別にしなくてもいいじゃん」に反論しづらい
- 別解:コミュニケーション担当を置く
前提:挨拶はマナー、モラルという発想をやめる
IT業界は必要なもの、必要じゃないものをゼロベースで考えられる数少ない業界だと思います。そういうところは好きです。
だから他の業界では常識なことも「それは必要ない」と言ってやっていない会社もたくさんあります。
それでも挨拶は大事だと思います。
なので一旦、マナーやモラルと言う観点はやめましょう。
挨拶以外で一言も会話しないケースが多い
IT業界、たとえばプログラマーなんかはコードと一日向き合ってもお金がもらえるお仕事です。なので、その人と一言も話さず終わるということが結構あります。
そしてどんなに喋る人でも、自分から関係性の距離が遠くなるほど話さなくなります。
一言も話さない人には、話しかけづらい
一言も話さないと、当たり前ですけどどんどん話しかけづらくなるものです。
でも私達の仕事は大抵の場合話さなきゃならないシーンは存在するものです。
そのときに話しかけるハードルが高いと「まあ、別に話さなくてもいいや」となってしまいます。
すると認識の不一致による様々な事故が起きたりします。
あのとき軽い確認をしていたら、というようなことが起きます。
もちろん「全ての情報をチケットで管理するべき」みたいな人も居ますが、話が難しくなるほどどうしても会話が必要になってくるので、単純な作業しかできなくなってしまいます。
というわけで結論:話しかけにくくならないようにするために挨拶する
例外はあるか
必要なときにはきちんと話す仲であれば、別になくてもいいんじゃないでしょうか。
特に挨拶が重要なのは知らない人、仲良くない人、話しかけづらい人です。
または、その人が完全に自分の仕事に関係ないなら、別にしなくても困らないかもしれません。
知らない人に一番話しかけやすい内容:挨拶
いきなりその人に、趣味や天気の話をするより、挨拶するほうが簡単ですよね。挨拶は誰にでもしていい一番最低限のコミュニケーションツールです。
無視のデメリット
無視すると、余計に話しかけづらい人認定されてしまいます。
これは積み重ねです。10回に1回無視するのはさほど問題ではありませんが、3回連続無視したら4回目はないかもしれません。
無視されても挨拶する
正直イヤだと思いますが、無視されても挨拶しなければなりません。
挨拶以外でもいいんですが、上に書いたとおり挨拶が最低限のコミュニケーションツールなので、挨拶以外の選択肢がさほど見つかりません。
困ること:時間がバラバラ
出勤、退勤時間がバラバラだとか、そもそもシフト制で会えないとか、いろんな理由で最小限のコミュニケーションを封じられるケースがあります。その場合は代わりの何かを探さなければなりません。
挨拶の欠点は時間縛りがある点ですね。
コミュニケーションにうるさい芸能関係などでは常に「おはようございます」ですが、そういう理由もあるのかもしれません。
代替案:Slackで挨拶、メールで挨拶
ダメなら他の方法で、最小限のコミュニケーションを試みるとよいかもしれません。
挨拶がダメなら他に何かしら考えなければなりません。
挨拶に類似するもの:「はじめまして」
例えばチームに新しいメンバーが入った場合、マネージャーは極力はじめましての機会を設けなければなりません。最初の最初の挨拶(自己紹介やはじめまして)を逃すと、最初のきっかけが失われてしまいます。
「別にしなくてもいいじゃん」に反論しづらい
話しかけやすさ(心理的安全性)というのは可視化されません。
そしてすぐに致命的な何かを生むわけではなく、じわじわと組織を蝕んていきます。
だから「別に挨拶しなくていいじゃん」には反論しづらいし、実際できないのですが、だからこそ自分だけは挨拶していかないといけないと思います。また挨拶しづらい組織は黄色信号なのだと思います。
これは「心理的安全性」でググったほうが早いかもしれませんね。
別解:コミュニケーション担当を置く
とは言え変なやつが多いこのIT業界では、それでも仕事をどうにかうまく動かさなければならないので、コミュニケーションハブになる人が存在することがあります。
でも明らかに組織設計としては重たくなりますよね。