深い話ではないんですが、はてブに「自動化いっぱいできてやったぜ」という記事と「自動化は甘くない」みたいな記事があって面白かったです。
後者の記事のリクルートテクノロジーズのスライドがとても良かったです。
業務自動化の難しさ
深く語ると長くなりますが、「その業務内容は隠蔽していい処理内容か」っていう観点が結構抜けることが多い気がします。
後から入ってきた人にとって、自動化された業務はブラックボックスと化します。
我々はありとあらゆる隠蔽されたブラックボックスを使っています。
スマホもそうですし、サービスもそうです。プログラム・ライブラリもそうです。
例えばプログラマーはライブラリの中を時には読まなければなりません。
ライブラリ=ブラックボックスに問題があった時などです。
その時に詰まないように、ライブラリ選定を入念に慎重にするはずです。
「自動化された業務」というのは一種のライブラリです。
だとすれば業務の自動化も安易にはできないはずです。
ブラックボックスに押し込められた処理を理解できない人が育っても困るし、メンテナンスできなくても困るんですよね。
ライブラリは超優秀な人たちが寄ってたかって作っています。業務自動化もそのくらいのクオリティと保守体制と慎重さが求められるのではないでしょうか。