こちらがよくまとまっています。
前から思ってましたが、ホリエモンって実は頭悪いですよね。
- 給料が上がらない職業は人が離れていく
- 誰でもできる仕事は給料が安くなる
- 「市場規模/働き手の数」が低いと給料が安くなる
1は異論ないと思います。コンビニと保育士はたしかにその状況でしょう。他にも幾つかの職業で同じことが起こっています。
2は根拠がまるでありません。より正しく言えば3となるでしょう。
2と3は似ていますが違います。産業構造や資格による規制など、様々な要因で働き手の数は変わります。たとえば最近で言えば弁護士を増やしすぎて報酬が下がったといった報道もありました。
過去には建築士、美理容師で同じことが起こっています(現在進行系)
3を考える時に、参入障壁は一つの指標になります。参入障壁は色んな要因があります
- 地頭や特殊なスキル(誰でもできるか否か)
- 職業が身近であり、とっつきやすいか
- 学校が存在するか
- 資格が存在するか
- 給与が高いか
- やりがいがあるか(皆がやりたいか否か)
- 何らかの経験が必要か
- 産業構造
- 正社員が基本か、非正規でも可能か
- 働き手の相場観
etc
誰でもできるか否かは一つの要因でしかなく、特に保育士には資格と学校、そして特殊な産業構造があるわけで、そちらに影響していると考えるのが筋でしょう。
もっと言えば「学校がありとっつきやすい」「やりがいがある」「働き手の相場観」「職業が身近である」あたりもマイナスに働いていると予想します。
介護も同様に特殊な事情。あちらは国の制度に非常に依存しています(ほとんどの老人はお金を全額払うわけではないので)どれだけ難しい作業だろうが関係ありません。
決して誰でもできるから安いわけではありません。
って、そのくらい頭が良ければわかると思うんですが。
いつもの「誰も証明できない適当なことを言って目立つ炎上芸」でしょうか?
ちなみに、「職業が身近である」「とっつきやすい」「やりがいがある」これらは非常にマイナスに働くと思っています。多くのこういった職業が低賃金化しています。いわゆる人気産業ってやつですね。
つまり誰もがやりたい職業は安くなる。の方がまだ正しいのではないでしょうか。
(保育士の状況は美理容師や調理師の状況に近いですね)