IT業界で気づいたことをこっそり書くブログ

くすぶってる系アプリエンジニアが、日々気づいたことを適当に綴っていきます(受託→ベンチャー→フリー→大企業→ベンチャー→起業(仮))

ベンチャープロダクトのパラドックス

最近、マッチング系サービスを作っています。マッチングサービスは人が居ないと始まらないので、著名な方へB側の方に参加していただけるようアプローチしています。
ただ私は動いていなくて、事業の相方が頑張っている状況です。相方が何とかビジョンを説明して「いいよ、やるよ」と言っていただいている。という話を開発側である私がミーティングで聞くわけです。

 

まだリリースしてないどころか、会社すら建てていないサービスに参加していただくというのはどういうことでしょう。もうビジョンに共感いただいたか、多少なり信頼していただいたかくらいしかありません。
そう考えると、プロダクトをもっと素晴らしいものにしなければ。と思うのですが、シード期はスピードが命。スピードを追い求めると品質・機能はまだまだ足りない状態でリリースすることになります。
ひょっとしたら失望されてしまうかもしれない。などと不安な気持ちを消えながら開発を続けています。

 

この矛盾は非常にツライものがあります。
マッチング系サービスなので、人が居ないと成り立ちません。だから人を誘わなければならないのですが、その時点でプロダクトがありません。
プロダクトがないのに、あるいはプロダクトの品質がまだよくないのに、誘わなければならないというのは非常に難しいことです。
いっそ、全て完成してから売り込みたくなってしまいますが、それは悪手だとよく言われます。スピードが足りませんし、受けなかった時のリスクが大きすぎます。

 

もちろん、提供者と同じくらいにプロダクト戦略を理解していただくとか、ビジョンの重要さを理解していただければ話が早いのですが。最近やっていて感じるのは、地頭がかなり良い方でも、サービス好きなタイプでなければ、予想以上にサービスというものを理解していただくのが難しいのかもしれません。これはサービス設計がそもそも難しいのと、説明の難しさ、そしてそもそも机上の空論であるというのがあると思います。

そうなってくると、想像する以上に信頼や情熱みたいな部分が重要になってくるのかもしれませんね。

 

作っているのはサービス・プログラムなんですが、相手にするのは人間です。人間は理屈だけで動く生き物ではありません。そこら辺が大きな課題でもあり、逆にパラドックスを突破する鍵でもあるのだと感じています。

 

 

つまり要約すると

プレッシャーつらい😇

エンジニア兼PM兼責任者な私が「先生方」にプロダクトがイケてるか評価されてしまうわけです……