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IT業界で気づいたことをこっそり書くブログ

何とかする系アプリエンジニア(SE)が、日々気づいたことの中で、役に立ちそうなことを綴っていきます(受託→ベンチャー→フリー→大企業、ベンチャー)

【業界】参入障壁とコモディティ化 コモディティ化時代にできること

参入障壁の話を書いたらなんかちょこっとだけバズったんですが

もうちょいディープでウケなさそうな方向で 
じゃあ技術者とか、業界の中の人はどうすりゃいいの?これからどうなるの?ってあたりを話します

長いです(8800文字)、暇な時にどうぞ

 

otihateten.hatenablog.com

 

※ちなみに私は経済学方面の素人です。MBAとか持ってないです、欲しいけど。ほとんどネットで仕入れた知識と経験則と勘です。凄い時代だぁ

 

日本の家電メーカーはどうすればよかったの?

日本の家電メーカーが何で苦しいのかというと
前回の記事でも書きましたが、消費者から見てどれもどんぐりの背比べになってしまったからです

そうすると、価格競争に巻き込まれます

※「価格競争」はそれだけで一つの学問領域になるほど深いので、気になったらググってみてください

 

何が起きたか、分かりやすい概念にプロダクトライフサイクルというものがあります

製品ライフサイクル - Wikipedia

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/70/Product_life_cycle_%28Basic%29_NT.PNG

 

簡単に説明すると

何か新しい商品やサービスが出てきたとき、上手くいくと導入期、成長期、成熟期、衰退期 と変遷するよ!と言う概念です

 

導入期
 誰かが何かすごいこと始める

成長期
 それが儲かるので、皆「俺もやる!」と集まってくる

成熟期
 ビジネスとしてでかくなり、方法論が確立される

衰退期
 コモディティ化
 →レッドオーシャン
 →儲からないので皆去っていく

 

つまりどうあがいても絶望だよという概念です

 

価格競争でググると多くの「価格競争から脱却」する方法が見つかります

例)ファイブフォース分析 - Wikipedia

しかしどれも一社単位の話で、業界全体では中々コントロールする術がまだ確立されていないようです

上手く脱却できる汎用的な方法があったらノーベル賞取れるんじゃないですかね?

 

プロダクトライフサイクルは、労働者でも使える

上の4フェーズ、よく見ると労働者が鍵になってるのに気づくと思います

この理屈は労働者に対しても使えます

 

導入期にスターのような存在が現れます

カリスマ美容師、ブロガー、Youtuber、ニコ動実況者、ジョブズホリエモン、研究者、有名ゲーム、歌、製品
なんでもいいです

彼らが牽引役となって業界が成長し、盛り上がり、やがて衰退します

どのくらいの時間が稼げるかは、業界のキャパ次第ですが
どうやっても、衰退するか、安定します

歴史的に見ると、第一次産業第二次産業第三次産業→現代、と技術革新の度に主業界を変遷してきました

 

もちろん一番儲かるのが成長期~成熟期です

グラフで言うとBのラインですね

しかし多くの一般労働者が参加するのは成熟期~衰退期です

そして30代〜40代あたりで業界全体が徐々に苦しくなっていきます

衰退期に入ったらどれだけ苦しいかは、第一次産業を見ると察せるかと思います

 

参入障壁が低い産業と、労働集約産業が面倒

この2つが特に面倒くさいです

 

※ちなみに美容師よりはITの方が参入障壁は高いですが、ぶっちゃけIT業界も参入障壁は低いですよね。免許とか無いですから。ただ単に、まだ成熟期になりきれていないくらいにキャパが大きいだけなのではないでしょうか

 

この2つの特徴を持つ業界は
成長期~成熟期により多くの人材を抱えようとします

 

規模が大きい=強い=売上が大きい=経営者儲かる

こういう構図になってしまうからです

 

しかしプロダクトライフサイクル同様、どこかで衰退に転じる時が来ます

その瞬間、人件費が重荷になり潰れてしまうんですが
人が多い分、潰れなかったとしても給料が安くてキツイという状態になります

 

潰れたら他業界へやり直し、潰れなくても低い給料
しんどいですね

 

でも更に嫌らしいことに、こういう産業は入りやすいんです
人材の量が金のなる木ですから

 

人材のコモディティ化ってなぜ起こる?なぜ加速する?

とりあえずWikipediaでは製品のコモディティ化についてこのように書いてます

コモディティ化 - Wikipedia

規格仕様の存在する製品群・市場

技術の円熟化

モジュール化

基準・法制度

 

これらは人材面でも似た話なんですが

ちょっと角度を変えつつ考えてみます 

 

価値の上限と、売上の上限

Wikipediaで言うところの「規格仕様の存在する製品群・市場」「技術の円熟化」

※以下は、人材も製品の一つと考えて読んでください

 

製品価値の上昇が売上に寄与する、という状況があるとします
例)HDDの容量が1Tから2Tになると、価格が約2倍になる

こういうのであっても

 

1. 永遠に価値を上げていけるわけではないし

2. 価値を上げても売上に直結し続けられるわけではありません

 

それら上限に多くの製品(人材)が到達してしまったら、コモディティ化が起きます。

人の場合はこういった現象を山の高さに例えたりしますね
 

f:id:otihateten3510:20160813231509p:plain

(分かり難い図。価値→レベルとしています)

 

いくつか例を書きます(飛ばしてもいいです)

 

■HDDの例

例1:(現在)技術的に10T以上が厳しい。だから価値に上限がある
例2a:例え100Tにして価値を上げてもユーザーはそこまで使わない。ユーザーから見た価値はユーザーが使用する上限の価値になる(100Tでも5Tしか使わないなら5T分しか金を払わない→5T以上が同価値になる→コモディティ化
例2b:1Tから8Tは価格が8倍より大きくなってしまいコスパが落ちる。ユーザーは一番コスパが良い価格を基準に考えてしまう(1T1万円なら、8Tは8万円の価値だと解釈する。実際には10万円だとすると割が合わないので上限が発生してしまう)

 

コンビニ店員の例

コンビニ店員の業務を考えた時(以前やってました)
アレはアレで相当難しい作業ですが、バイト1年目の新人と、バイト10年目のベテランで、売上に寄与する度合いはどの程度違うでしょうか
コンビニは店舗型なので、商圏は決まっています
しかもお客さんがコンビニに入った時、どの店員にあたるかはランダムなので、「あの店員がいいからあの店に行く」もなかなか難しいです
そんなこんなで1年目でも10年目でもさほど変わらなくなってしまいます

※もちろんそういう場合は、育成や発注など、レバレッジの効く業務もして差別化することはありますが

 

会社の例

毎年一定人数を雇っていて、終身雇用を謳ってる会社を考えます

22歳から60歳まで38年ありますが
10年でレベル上限(Lv10)に達する場合、

22歳Lv1 23歳Lv2 24歳Lv3 ・・・ 32歳〜60歳Lv10 となってしまいます

ほとんどがLv10でどんぐりの背比べです

 

もっと端的に言えばきちんとしたマニュアル化がされた時が分かりやすいですね
誰でもできるようになると、最終的に非正規雇用にバトンが渡るまで人件費が落ちます(場合によってはもっと落ちます。海外・個人事業主・内職)

 

労働市場の最適化で加速する

雇用の流動性が最大だった場合
つまり、より儲かる職業にホイホイ転職する社会だった場合
コモディティ化は加速するのではないかと思います

 

業界Aが人が多くコモディティ化に喘いでいて
業界Bが人手不足でより儲かるという時

Aに居る人はBに移るでしょう

Aの衰退速度は減速しますが、Bのコモディティ化は一気に加速します
コモディティ化というよりはむしろ市場の飽和の方が重大となりますが)

 

もちろん最適化の速度に寄与するのは、雇用の流動性と、労働者の市場の認知度です

 

プラットフォーマーの登場で加速する

下の方で詳しく書きます

 

逆に中々コモディティ化しないもの、またはしてもへっちゃらなものは?

  • 資源(一応これもコモディティ化するんですが、石炭とか。息が長い)
  • インフラ(参入障壁が高すぎてカルテル状態)
  • 医者(参入障壁が高すぎる+医療保険
  • 公務員全般(給与が相場制ではない)

後なんでしょう・・・?

自由市場ではとにかく避けられない現象だと思います

あの家電ですらコモディティ化しました

最近は弁護士すら危ういらしいです(枠を増やしたから)

 

コモディティ化って悪いこと?

ここまで労働者目線で語ってきましたが、視点を変えるとコモディティ化は悪いことでもありません  

  • 価格が落ちれば消費者は喜ぶ
  • ナレッジが貯まれば誰でもいいモノが作れる
  • 標準化を素早く推し進めれば、業界は強くなり海外に勝てる
  • 参入者を増やし、協調して開拓すればより素早く革新的なことができるし、他業界に食われなくなる(競争の入れ子構造)

 

とイイコトだらけです

イイコトで、皆が標準化を望んでいます。だからこそコモディティ化は防げないわけですね

いつまでも同じ手法で儲けてるところは技術も体質も古く、既得権益と呼ばれウザがられます

 

コモディティ化を防ぐ方法:独占とカルテル

また労働者目線に戻します

 

コモディティ化を防ぐ一つの手が独占やカルテルです

他の新規参入者を許さず、かつ値段を下げないように皆で示し合わせれば、衰退期を回避することができます

それを実際やってるのが携帯キャリア各社、インフラ、一部商品です

どこも横並びで値段の差をあまり付けてないですよね

 

また、そこまでいかなくても、免許や規制というのも似た手法です
そのため業界団体はどうにかして既得権益を作ろうとします

 

消費者からしたらウザいですし、未参入者から見てもウザいですが、彼らも血みどろの戦いをしたくないでしょうから、気持ちは少し分かります

 

海外の脅威:途上国の脅威

しかし最近は独占もままなりません

海外勢の存在が、今までのやり方を狂わせました

一番わかり易いのが価格破壊を生む海外の安い製品ですが

日本の家電メーカーもそれに対抗して、価格競争の際は積極的に海外の安い労働力を使い、自らの首を少しずつ締めていきました

 

途上国の人たちは日本に売ったほうが儲かるため、積極的に新規参入します

もちろん狙われるのは参入障壁の低い業界や、価格競争に陥った業界、既に方法論が確立された業界です

 

ちなみに、家電市場はまだ衰退期とは言えないくらいの伸びしろがあるらしいです

それに給料はまだそこまで低くありません

単純に、新規参入が多く競争が激化したためピークよりは低く割に合わないだけですよね

重要なのは、総売上/プレイヤー数です

よくパイの奪い合いって言いますよね

どれだけ儲かろうが、分け合う人数が多ければ意味がありません

 

ところで、日本は実はまだいい方で

移民が入ってくるともっと燦々たる有様になるのではないでしょうか
(そこら辺はあまり調べてないですけど)

特に元々低賃金な業界で更に厳しいことになるのではないかと思います

 

海外の脅威:コモディティ化グローバル化 

もう一つ海外で脅威なのが、コモディティ化グローバル化だと思います

 

例えば日本では高単価を維持している商売だったとしても

海外で既にコモディティ化されていて、その市場が合流してしまった時、国内の業界が食われてしまいます

コモディティ化された海外市場は技術力なども優れていることが多いので、国内市場は太刀打ちができなくなってしまいます

 

業界団体が頑張って市場の成長を止めておいたら、いつの間にかやってきた黒船に負けるという構図で、ちょいちょい見ますよね

 

(余談)ITはオフショア開発、失敗してよかったね

ITで言うと、オフショア開発で海外の安い労働力を使おうとしましたが

アレは正直危なかったのではないでしょうか

たまたま難しく上手くいかなかったのと、途上国の単価がどんどん上がったのと、人がWebやスマホに流れたので主流にはなりませんでしたが

 

ヘタすると家電業界と同じ道だったと思います

 

非正規の脅威

その仕事が本当に「誰でもできる」くらいまでマニュアル化されると
非正規労働者に仕事がバトンタッチされます

ここで問題なのはパートや学生バイトの存在です
彼らは諸事情であまり稼げなかったり(扶養控除の壁)、そもそも大金を稼がなくても良いという状況にあることが多く「低賃金でも働く」という存在です

そこまでいくと一気に価格破壊が加速しますよね

そして積極的に人件費を価格破壊させた企業が勝ってしまいます

 

例:コンビニ、飲食店、ライター業務、工場

 

ITイノベーションの脅威

Wikipediaでいうところのモジュール化、規格仕様の存在する製品群・市場

ITはプラットフォームを作ることができます

プラットフォームでは、例えどんだけ単価が下がろうが、皆から少しずつお金を集めるので成り立ちます

 

しかしプラットフォームを作ると


比較しやすくすくなる+標準化が進む+新規参入しやすくなる

過当競争を産む

コモディティ化が促進される

価格競争に陥る

という流れを産んでしまいます

 

最近の分かりやすい例がクラウドソーシングサービスです

素人、留学生、学生、主婦などが新規参入してきて、単価がどんどん下がっていき、売る側は誰も得しない状況が生まれています

 

そして暴落し切ると、品質が落ちていき、買う側も得をしなくなっていきます

 

コモディティ化の行き着く先

あまりに儲からなくなると、人が全員出ていき産業が空洞化します

テレビで「昭和の頃には一つの産業だったけど今はこの職人ただ一人」みたいな産業をみかけますよね

ああいうイメージです

(農業、林業、製紙、一部の工場、炭鉱夫、ほかたくさん)

 

ここまで行くと消費者まで実害が出てきます

本当は必要なのに儲からないから誰もやらないという状況が出てきます

 

そこまでいかずとも、儲からないから全体の品質が落ちるという状況もありますよね

本当は金を倍払ってでも良いサービスを受けたいのに、安かろう悪かろうしかない状況

 

コモディティ化に私達はどう立ち向かえばいいのか?

私は学生時代に2chで激論(失笑)を繰り広げていて、レッドオーシャンみたいな概念を知りました(コモディティ化を知ったのはもっと後です)

 

その時、じゃあ技術者はどうすればいいの?と思いました

だって、家電メーカーが就活生の花形になってから、家電メーカーしんどい!になるまで20年も無かったですよね??

頑張ってモノを開発して発展させたら、いつの間にか参加者が増えて儲からなくなるって、悲しいですよね

 

もちろん景気や戦略の影響もあるんですが

今の時代の流れはそれほどまでに高速なんだと思います

 

そういう時代から、更にインターネットの時代になりました

ということは、新卒の時に花形だった職業は10年持つかも怪しい

定年まで35年くらいだとしたら、そんなの想像できない!

大企業が安定してるだって?ふざけるな!

と就活の時に思った私は、転職人生と、自分の中にスキルをタメていく作戦で生きていくのを決意しました

 

転職が当たり前の世の中がいいのでは?(予想)

昔なら「これで一生食っていける」みたいな職業が、今は長くても20年しか持たない
という前提に立つと、ある程度の雇用の流動性を保って
平均勤続年数5〜10年くらいで推移すればいいのではないかと考えています

※あくまで労働者目線のみですが

そういう状況では試行錯誤終盤の新しい業界に行くことになりますが、そういう業界はどの会社が勝っていくかも未知数なので、余計に転職は必須になってきます

 

そして、実際そうなるのではないかと考えていました

鶏が先か卵が先かですが
もし転職率が増えて雇用の再配置が起きれば、新しい業界のコモディティ化は加速します。そうするとまた皆が苦しくなって転職率が増え・・・

という流れが2010年代から日本でも起こると予想していたのです 

※これは悪いことではなく、プロダクトライフサイクルの、売上のライン(A)にワンテンポ遅れて労働者が移動するのではなく、利益のライン(B)に合わせて労働者が移動することで不要な過当競争を生まなくできると思っています

 

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/70/Product_life_cycle_%28Basic%29_NT.PNG

 

しかしこの予想は外れていました

 

雇用の流動性は変わっていない

今になって調べてみると、雇用の流動性は昔と大差ないことがわかりました

驚くことに、IT業界でも同じです

 

ーーー以下資料  詳細な解説は省きますーーー

 

■学歴別卒業後3年以内離職率の推移

http://www.mhlw.go.jp/topics/2010/01/tp0127-2/dl/24-02.pdf

  

f:id:otihateten3510:20160812140350p:plain

 

■入職率と離職率の推移

http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/15-2/dl/gaikyou.pdf

 

f:id:otihateten3510:20160812140254p:plain

 

 ■年齢階級別の入職と離職

f:id:otihateten3510:20160812140624p:plain

※数年前のものと比較してみましたが大差ありませんでした

 今の若い世代が離職しやすいわけではありません

 

■新規大学卒業者の産業分類別卒業3年後の離職率の推移

http://www.mhlw.go.jp/topics/2010/01/tp0127-2/dl/24-19.pdf

f:id:otihateten3510:20160812140444p:plain

ーーー資料ここまでーーー

 

理由は分かりませんが、まだバンバン転職するのは少数派なようです

(期待値としては人生に2回前後? おそらくIT業界で言えばSIerが少なくWeb系が多いんだと思います)

 

このことから分かるのは、現在であっても昔と変わらず

  • 学生時代~アラサーまでで業界や領域を絞らなければならない
  • コモディティ化しても雇用の再配置は起きない
  • 転職に対する受け入れ体制は昔と変わらない

であるということです

 

3つの選択肢 守るか、攻めるか、生き残るか

そうなると選択肢は2つしかないと思います

  1. コモディティ化しない業界を予測しきる選ぶ
  2. 転職人生に耐える(スキルを持つ、新しい業界に行く)
  3. コモディティ化した業界の中で生き残る(上澄みを目指す)

個人的に1は非常に難しいと思います
まず、安定職は今とても人気です、安易になれません
そして、例え今安定していても、今後どうなるか全く未知数だと思います

 

TPP、公務員減らし、家電、郵政、電力自由化 

こういったものを見てると、参入障壁によって守られてる職業もいつまで安泰かなんて分からないですよね
守られてる業界は、一旦その壁がなくなると非常に脆い印象で、人材としても他で通用しづらくなりがちなのではないかと思います

※例外としては、1をメインの仕事にしつつ副業で稼ぐ方法もありますが

 

2は私の方針ですが、成長フェーズの産業を専門にするというものです

例えば現在のアプリ業界なんかは最初からグローバルだし情報共有も早いですが、まだ伸びてます

こういう業界は他業界を食うことはあっても食われるのには時間が掛かるでしょう

※むしろ進化しすぎて自滅するほうが先ですね(技術革新で仕事に価値がなくなる)

これは作戦として難しいように見えますが、単純に「人手不足の新しい業界」に突撃するだけで良いと思ってます。「これから来る業界」ではないですよ?それは導入期なので儲かりません

 

3はこれまで通りです

競争しても勝てるだけの実力と気概があるならいっそどこでも良い気がします

競争に燃える人とかも居ますしね

ただここで一つ注意したいのは、参入障壁がマイナスな業界の存在です

例えば「師匠に弟子入りさせてもらい、月3万円で働かせてもらっている」とか「1年目は教えて頂くので、金を払っている」くらいに皆がなりたい憧れの職業は、相当厳しい戦いになります(アニメーター、デザイナー、漫画家、美容師、建築士などなど)

ちなみに見極めポイントとしてはまず「小学生でも知ってる職業かどうか」だと思います

 

いつか終りが来るという気構え、Π型人間+α

業界レベルでいつか終りが来るという認識は非常に重要だと思っています

(もちろんIT業界の方はそう思ってるでしょうけど)

その時に重要なのがどう他の領域にスイッチングするかですが
よくΠ型人間になれという話があります

これは業界知識のベースは抑え、更に2領域に専門知識を持つと強いよ!という話ですが、この片方が他業界でも通用するモノであるとなお良いと思っています

そしてそういったものは大抵外枠の知識(ゼネラル的な知識)であるケースが多いです

マネジメント、業界構造、モノ作りのフロー、効率化、財務、経営、法務、デザイン、マーケetc

スペシャル一領域+ゼネラル一領域のΠ型人間になれれば、何も怖くないのではないかと思っています

 

次に繋がる領域を選択する

例えばwebの知識は、十二分にアプリに応用できます

設計の考え方やデザインの考え方、開発フローなどなど

業界に変革が起きても、結局似た仕事だと思える領域を発見できるといいですよね

 

ただそのためには複数の業界の共通項を探さなければならないため
大分情報をかき集めなければなりません

その点で言えばIT業界は複数の業界と接点があるのでやりやすいです

「え、あなたの業界もそういう感じなんですね」というトークを積極的にできればヒントが見つかるのではないでしょうか

 

その変化の時には、大胆に転職してしまっても良いのではと思います

一番ホットな組織に近づいていかないと、結局「〜もやってます」止まりの中途半端な知識しかつかないリスクも有ります

ただし、会社の規模を大胆に変えるのはオススメしません

大企業と中小企業では、全体のスコープに格差がありタスクの種類がだいぶ変わってきます

 

プラットフォーマーの責任

ところで、ITは対業界サービスを作ることができます(雑誌、営業なんかでも作れますが)

そのおかげで最近は、いたずらにいろんな業界に破壊的イノベーションをもたらし、誰も望んでないコモディティ化を加速しているケースが目立ちます

逆にコモディティ化を上手くコントロールできるようにサービス設計・事業設計ができれば、業界にとっても消費者にとってもよいサービスができるのではないかと思います

そういう点では非常に責任の大きい作業ですよね

 

そして破壊的イノベーションだ!とか言ってドヤ顔で価格破壊ばかりしていると、類似サービスが出てきてサービス自体がレッドオーシャンと化してしまうことでしょう

 

まとめ

まとまらない!

ここらへんは複雑過ぎて話がとっ散らかりますね

 

業界軸、時間軸、その中の労働者、経営者、消費者、業界をいじれるIT、組織の規模、海外

と考えなければいけないことが多すぎるんです!

 

ちなみに、そういう業界のライフサイクル設計をITの側から上手くコントロール出来ないかと最近考えています

要は価格競争に陥らせずに、価値だけを比較できる状態があり、そのプラットフォームをコントローラーを業界全体の利害関係者に握らせればいいと思います

そのプラットフォーム内で不満を抱えてる人たちが居るなら、まだチャンスは有ります(キュレーションで言えばメディア側とか)

もちろん全員が納得してしまっていたら、どうしようもないんですが

 

まだ実験中なので上手くいったら報告します

 

 

次回は「議論とは何か」についてダラダラ書きたいです