IT業界で気づいたことをこっそり書くブログ

何とかする系アプリエンジニアが、日々気づいたことを適当に綴っていきます(受託→ベンチャー→フリー→大企業→ベンチャー→起業?)

私がフリーランスを選んだ理由(ITベンチャー系エンジニアの新しいキャリアパス)

【近況】フリーランスになりました

 

 

1年前くらいまでフリーランスなんてあり得ないと思っていたが

幾つかの理由で考えを改めた

 

1.スキルアップを重視したため

 

Q.ジョインした時のプロジェクトが無しになった

  次のプロジェクトではエンジニアが要らない

  目的もガラッと変わった

  給料は上がるし安定もしている

  あなたはどうする?

 

いくつかの考えがあると思う

「私はエンジニアだからエンジニア以外になるつもりはない、辞める」

「私はこの会社が好きだ、潰れないようなんとか立て直す」

「私は目的に共感していたのだ、目的が変わるなら辞める」

「私のミッションはこのプロジェクトにあった、失敗したなら改めて考えなおす」

「課長のままならいいよ」

「給料上がるなら良いよ」

「嫌だけど、家族がいるから転職なんてできない」

 

こう考えた時、私が重要視するのは「スキルアップ」だった

スキルアップできるフィールドはプロジェクトであり、より丁度いい難易度のプロジェクトに入れることが重要だった

なので会社なんて辞めてなんぼと思っていたので、フリーランスでもそれは変わらない

 

2.ITベンチャーの初期段階ではフリーランスが活躍する

 

「より丁度いい難易度のプロジェクト」は人に依ると思うが

私の場合は「自社サービスアプリのグロース前後の段階」だった

そうなると会社規模は社員数5人〜30人程度になる

正社員としてエンジニアを入れ始めるのがだいたい15人規模あたりからで

それ未満はフリーランスの方が入りやすいという事情があった

 

ちなみに何故フリーランスの方が入りやすいかは簡単で

プロジェクトの失敗確率が高すぎるため、人を切りやすくなければならないからだ

まず半年くらいでやってみて、上手くいったら正社員に変えていくというのが正攻法

 

フリーランス側としてもメリットなのは、失敗した後どうにかするフェーズに逃げやすいというのがある

もちろん協力もできるが、辞めないこと前提の正社員より辞めること前提のフリーランスの方が柔軟性は高い(切られるリスクも有る)

 

3.ITベンチャーなら重いタスクも与えてくれる

 

普通の大きめの会社では、フリーランス仕様化した後の実装だけとか面白くなく、責任も軽い仕事なんかが与えられることが多く、スキルアップできるか心配だった

 

しかしITベンチャーだと常に人手不足だ

経営陣に、自分がどこまでできるかきちんと説明できるなら、発注側やチームビルディング側にまで立てる

しかもそういうスキルを持った人は稀なので、そういうことをしてくれるフリーランスというのは経営者からすると喉から手が出るほど欲しいわけだ

 

4.お試し期間にできる

 

ITベンチャーのライフサイクルとしては

 

ファウンダーが超小規模で始める

フリーランスなどを雇って事業をまわす

正社員を増やしてIPOに備える

IPO

普通の会社

 

だが、正社員を増やすフェーズで、もし自分にとってメリットが有るなら正社員転向もいいと思う

会社にとっても人を探すリスクとコストが減るので利点がある

 

5.複数の仕事ができるし、働いた分出る

 

エンジニアの場合はフルコミットの案件が多いが

正社員の残業代がどんどんなくなっていく中、フリーランスは大体40時間込みくらいだ

また、早く帰れる場合は他の仕事もできるので稼ごうと思えばいくらでも稼ぐことができる

 

6.意外と給与も良い

 

売上を給与換算したら幾らか

というのは諸説ありすぎてよくわからなくなるが、エンジニアの場合まとめるとこんな感じだ

・1.1で割る説  保険料などがかかるのでここが上限

・1.2で割る説  保険料など+経費を考えるとこのくらい 内勤フリーランスはここらへんで良いのでは?

・1.3で割る説  保険料など+経費+少しの待機リスク

・1.5で割る説  保険料など+経費+年間25%くらいの待機リスク

・1.8で割る説  保険料など+経費+年間25%くらいの待機リスク+退職金なし

 

ITベンチャーと比べる場合は、1.25(約80%)でいいのではないかと思う

ホワイト超安定企業と比べる場合は、1.5(約67%)くらいじゃないかなと思う

退職金とかないし、残業リスクは減る、転職による待機リスクは大差なし

 

だとすると対応関係はこんな感じ

 

売上 年300万 → IT年240万 / ホワイト年200万

売上 年400万 → IT年320万 / ホワイト年270万

売上 年500万 → IT年400万 / ホワイト年335万

売上 年600万 → IT年480万 / ホワイト年400万

売上 年800万 → IT年640万 / ホワイト年540万

売上 年1000万 → IT年800万 / ホワイト年670万

売上 年1200万 → IT年960万 / ホワイト年800万

売上 年1400万 → IT年1120万 / ホワイト年940万

 

最近のエンジニアの相場と比べるとこんな感じ

低:月50万(年600万 IT年480万 ホワイト400万)(経験〜3年)

並:月65万(年780万 IT年620万 ホワイト520万)(経験3年+そこそこ)

良:月75万(年900万 IT年720万 ホワイト600万)(経験5年+α)

優:月90万(年1080万 IT年860万 ホワイト720万)(儲かってる会社)

 

こう見ると、並〜良レベルを貰えれば給料が低めの超安定企業くらいはもらえる

ちなみに私は今月250時間労働くらいで今月75と月30のところを契約している(死にそう)が、IT企業で年1000万くれるところもホワイトで年800万くれるところも入社できないと思う

 

7.営業コストは転職コスト程度でしか無い

ググッてよく出てくるのは営業が大変という話だが

エンジニアに限って言えばエージェントが充実しすぎているので、普通の就職活動と大差ない(むしろ軽い)

エージェントのマージン率も1割程度が相場なので、殊更高いという程でもない

 

また、エージェントを介さなくても仕事の受注は可能なので、柔軟性が高い

 

8.必要なモノはPCくらい

 

これもエンジニア特有

他の仕事に比べたら非常に軽微

 

9.コンサルへのキャリアアップがしやすい

 

これはまだ予想

 

 

リスクについて

リーマン・ショックみたいなことが起きると死ぬ

年齢を重ねすぎると危ない

ただこの二点は誰しもわかってると思う(思いたい)