この図について気づいたこと
この構造を理解できていないと早々に破綻する
一番やりがちなのが、いきなり製造者を捕まえてきたり、製造者に全工程を任せたりするケース
それぞれの領域を見極められる人材が必要
例えばITにおいてなら、製造部分の人材を見極めるのはCTOが担保するべきところだろう
しかしそれ以外にも必要なスキルは多岐に及ぶ
今、会社が何をしようとして、そのためにどういう人材が必要かは、人事を担う人がきちんと把握していなければならない
が、その人事を担う人のスキルの度合いをファウンダーが把握できるケースは稀かもしれない
結局「Aさんが信頼するBさんが信頼するCさんが信頼するDさん」みたいになってしまうのは避けられない
もし実績が分かりやすいスキルならまだよいのだが、新規性のあるビジネスの場合そのジャッジは難しくなる
設計力が重要
設計(構築)を行うフェーズがいくつかある
事業ピラミッド設計(ファウンダー)
テーマ設計(ファウンダー)
企画(企画者)
製造(製造の基本設計)
これらを全て、精度よくこなせないと上手く行かない
これらは、それより上層部の効率と効果に多大な影響を及ぼすが
設計自体にはコストはあまりかからず、その人のセンスにかなり依存する
設計力について最近思うのが
- 設計力を有している人は稀(半分に満たない)
- 頭が良くても設計力がないパターンが多い
- 学校の試験では、設計力の評価がされていない
- 設計力の無い人は、相手が設計力を持っているかどうか判断できない
このため、最低限ファウンダーか人事は設計力を持っていなければならない