これまで3社に属したが、下には下が居るなと気付かされた
多分、更に下に位置する組織は世の中山程あるだろうが
普通にしていたら遭遇しないような低レベルな組織に属せたので、せっかくだからブログに書いてみる
結論
- 組織に「地に足の着いた機能 」を用意できる(人材、仕組み、本人)
- 実行に対しエンジンを与え、ブレーキを与えない
必要なスキルは星の数ほどあるが、この2つがコアかなと思う
軽く説明
組織に「地に足の着いた機能 」を用意できる(人材、仕組み、本人)
よく長期目標や長期戦略が大事だと言われるが、最低条件ではない
大仰な夢から長期、中期、短期事業計画にブレイクダウンするスキルも、あると良いが無くてもワークする
しかし、仕事を完遂するための仕組みや人が用意されていないと、そもそも成り立たない
うどん屋さんならうどんを作れて、お客さんを入れて、お代を貰わないといけない
人材派遣会社なら人を集めて、営業活動ができないといけない
IT会社なら、エンジニア・企画・営業の機能を用意しなければならない
それをトップ自ら行うかどうかは問わない
組織にソレが有りさえすればよく、用意するのがトップの最初の仕事というだけだ
人・外注・設備・仕組みなど、色々なパターンが有ると思うが
用意するためには「見極め力」「手段」「お金」などが必要になり、それらがこのサブ条件になってくると思う
実行に対しエンジンを与え、ブレーキを与えない
これも言ってることはほとんど同じこと
1日に100個商品を生産しなければいけない時、それを阻害してはいけない
むしろ増えるように働きかけなければならない
ジャッジが遅いとか、ブレがあるというのもこれに該当すると思う
この、普通なら当たり前の二点が漏れているトップは意外と存在することに気づいた
低レベルな「組織のトップ」が成り立ってしまう条件
弱肉強食の中においては、当たり前だがこういう組織は生き残れない
つまり、弱肉強食の外に居る組織だとあり得てしまう
- お金がいっぱいある、あるいはお金が要らない組織
- 「体裁が整う」のハードルが低い組織
- 失敗してもいい組織
- ゴリ押し体制
具体的には
- 国策など、実行有りきのプロジェクト
- なんか調達できてしまったベンチャー
- 大企業の謎人事
など
こういったトップの元では何が起こるか
進捗が見えない、進捗がない、いつまでたってもマイルストンに着かない
部下が勝手に動き始め空中分解する、正当な評価ができない、人がやめる、ゾンビ化
大体こういう感じだ
解决するすべはあるにはあるが、トップ=経営陣という場合は絶望的だと思う