IT業界で気づいたことをこっそり書くブログ

くすぶってるアプリエンジニアが、日々気づいたことを適当に綴っていきます(受託→ベンチャー→フリー→大企業→ベンチャー→起業)

大企業的とは何だろうか(悪い意味で)

今いるのはベンチャー企業だし

そもそも私は今のところ大企業に居たことがない

 

それでも現在の会社が「大企業的でダメだな」と思うことがよくある

大企業出身者が多いとか、経営陣が全員大企業出身(一人は銀行員)だとか理由はあるが

そもそも大企業的と感じている部分はどこだろうか

悪い意味で「大企業的」、良い意味で「ベンチャー的」と言う時の本質はどこにあるだろうか

そういうお話

 

 

大企業=仕事  ベンチャー=サバイバル

個人的な偏見だが、

  • 大企業は仕事をちゃんとしている状態が好ましい
  • ベンチャーは金を稼いでいる状態が好ましい

こういう違いがあると思う

 

ベンチャーは原始人のように、その日食べる飯を狩っていかないと死んでしまう

大企業は組織の歯車として、正しく機能することで給料を得ている

 

条件によって差はいくらでもあるが、ステレオタイプ的に「大企業」「ベンチャー」というとこういうイメージだ

 

するとこういう違いが出てくる

  • 大企業は質と精度が求められる
  • ベンチャーは速さと成果が求められる

 

大企業的で悪い=超高精度、低速で成果を得られない状況

大企業は大きな船のようなもので

それぞれの船員が正しく機能し、正しい計画、速度、方向に進んでいればこれほど強いものはない

しかし船員からそれは見えづらく、そうなっていないことのほうが多い

 

だから、進んでる方向や周りが見えてる人が

何千人も載せたでかい船が鈍足で進んでいるのを見た時に抱く感想が「大企業的だ」なのだろうと思う

 

つまり大企業的というのは

無駄かつ遅い

ということ

 

 

・意思決定力がない

・ 手続きが多い

・人が多すぎる

・事なかれ主義

こいうのは最終的に「遅い」「無駄」に帰着すると思う

本当に無駄かといえば、大企業が世間から求められるレベルが高いのでそうとも言えないのだが、ベンチャー的に考えれば「え、稼げないなら死ぬじゃん」という感想になる

 

 

ベンチャーとか実力主義成果主義にとって停滞は死なのだ