IT業界で気づいたことをこっそり書くブログ

くすぶってるアプリエンジニアが、日々気づいたことを適当に綴っていきます(受託→ベンチャー→フリー→大企業→ベンチャー→起業)

属人性を上げろ! その2 人に関わる問題

otihateten.hatenablog.com

 

以前属人性を上げろ!を書いたが

もう一件、属人性に関して難しい問題がある

 

人事に係る問題

 

つまり、組織・会社・プロダクト・仕事・周りに対して悪影響を及ぼしているかもしれない人が居た場合、属人性を下げてオープンな話題にするかクローズな話題にするかという話だ

(※「かもしれない」が結構重要、判定しづらい場合など)

 

意外かもしれないが、コレに関してオープンにするべきという人が優秀な人にかなり多い

何故かといえば

 

  • 誰がどういう評価を受けているかを明らかにして欲しい
  • コソコソ、数人だけで話しているのは気分が悪い
  • 何故その人達なのか、不満
  • 誰でも批判を受け入れて、改善していくべきだ
  • オープンにしないと後々面倒なことになる

などがおおまかな理由だろうと思う

 

ちなみにGoogleが出しているTeamGeekにも同じようなことが書かれていて

できるだけその当事者に直接言うべきだとなっている(※オープンとは言っても、もちろん全員が居る場で叱責するのはNGだと色んな人が言っている)

 

ただしここで、私は「それでもクローズドにして属人性を上げるシーンが有る」と思う

 

後で問題が出るかもしれない

気持ち悪がられるかもしれない

信用を失うリスクも有る

 

それでも隠さなければいけないシーン

それは

  • ビジネスの根幹に関わるようなプロダクトの品質問題
  • とにかく急ぐとき
  • 要件定義フェーズで情報が錯綜している時
  • 正しいものが正しいかどうか分からず宗教論争になる時

前回の「属人性を上げろ!」でも書いたとおり、炎上要件・設計フェーズと同じような結論だが、ここだけイレギュラーだと思う

要は「つべこべ話し合ってる暇もないし、何が正しいかも分からず属人的なんだから、結局話がまとまらない」みたいなとき

  

  

ただ、私は何の因果か、よくよく炎上シーンと要件定義ガバガバシーンに直面し、そのトラブルシューティングに当たる事が多かったため理解できるが

大抵の人からは反発されるため、いつもかなり苦しいことになる

上手く躱すか、仲間に引き込めるようになりたいのだが・・・

 

ちなみに

大抵理解してくれる人 : 経営者、プロダクトオーナー、営業、人事

大抵反発する人    :  課長級の人、PMスーパーエンジニア

特に何も言わない人  : それ以外、実行者(エンジニア、デザイナーなど)

 

 

それにしても最近自分が何者なのか分からない(一応エンジニアです)

世の中の死んでる系SEって自分みたいな人なんじゃないかなぁ