ピーターの法則(ピーターのほうそく、英: Peter Principle)とは組織構成員の労働に関する社会学の法則。
- 能力主義の階層社会では、人間は能力の極限まで出世する。したがって、有能な平(ひら)構成員は、無能な中間管理職になる。
- 時が経つにつれて、人間はみな出世していく。無能な平構成員は、そのまま平構成員の地位に落ち着く。また、有能な平構成員は無能な中間管理職の地位に落ち着く。その結果、各階層は、無能な人間で埋め尽くされる。
- その組織の仕事は、まだ出世の余地のある人間によって遂行される。
ピーターの法則を考える際、3つの視点がある
- 上司の分析:上司はきっと無能である。もし有能なら、出世してしまい次に無能な上司が現れるかもしれない
- 組織の分析:全員が無能になってもらっては困る
- 自分の分析:自分が無能になる地位まで出世させられるのは困る
3つ目について考えたい
これを解決する方法はそれほど多くなく、「未知すぎるポジションに行かない(出世しない)」だが、組織と給与体系がそれを許さない
出世しないと給与が上がらず、出世すると無能になるジレンマがある
ならばもう、「出生しないと給与が上がらない」を壊せる環境に行くしかなくて
しかしもちろん、それらも必ず成功する方法ではないしリスクを伴う
転職したら、もちろん「未知のポジション」に当たる可能性があるからだ
だとしたら、あと残されたのは「未知」を消すことくらいだろうと思う