IT業界で気づいたことをこっそり書くブログ

くすぶってるアプリエンジニアが、日々気づいたことを適当に綴っていきます(受託→ベンチャー→フリー→大企業→ベンチャー→起業)

なぜ正直者は馬鹿を見るのか

タイトルだと意味が広くなるのでもう少し言うと

 

議題

特に仕事において

誰も解決しないような問題を、正直に解決しようとする人が損をするのはなぜか

(つまり何とかなってないものを何とかしようと頑張る真面目な行為)

 

結論 

「真面目に取り組んでも、見返りが無く損をする」 

 

説明 

まず4つの立場を考えたい

 

A.ソレが見えていない。そもそも解決できない人(問題を認識してない)

B.ソレが見えていない。だが、誰かに指示されやらされている人

C.ソレが見えている。が、損をするのでやっていない人(見て見ぬふりする人

D.ソレが見えている。そして回避できないのでやる人(正直者

 

ここで正直者のDは、「皆Cだ」と思いがちだが

私は圧倒的に多いのがAだと思う

(つまり単に理解していない)

 

もちろん年配者や大企業だと、Cも大いに有り得るが、そこまで政治的にこなれていない若年者やIT系であるとAが多いのだと思う

 

Aが多いとどうなるか?

 

正直者のDがいくら「皆ちゃんとやってない」などと喚いても理解されない

おまけに、仕方なく問題を解決しようとしても理解されないので評価されない

頑張って解決しても理解されず、何やってんのと怒られる

 

それを全力で回避するのが正直者じゃない人で、回避せず取り組んでしまうのが馬鹿を見る正直者だと思う

 

じゃあ馬鹿を見ないために回避すれば良いのか?

これは2つの考え方があると思う

 

  • 全力で回避するパターン
  • 成長し、よりDが多い組織へ行くために果敢にトライするパターン

 

個人的には前者がオススメだ

後者はかっこいいようでいて、ひたすら自己犠牲的になるし孤独だ

 

しかし私は不器用なのでいつも後者になってしまう

不器用過ぎて、Dの役割に自ずとなるということも多い

そんな時、どうにかAやBを巻き込もうとするのだがそれがなかなか上手く行かない

どう巻き込めば自分の負荷が減るかは、今後3年位のテーマになりそう