IT業界で気づいたことをこっそり書くブログ

くすぶってるアプリエンジニアが、日々気づいたことを適当に綴っていきます(受託→ベンチャー→フリー→大企業→ベンチャー→法人化(今年))

ストレスに対する性格 内罰型としてどう振る舞うか

(更新:2019/06/16)

 

 

外罰型、内罰型、無罰型 

 

何か問題が生じた時、どこにその原因を求めるかによって
外罰型、内罰型、無罰型
に分かれるそうです。

 

どういう意味かは言葉からある程度想像できると思いますが、簡単に書くと

外罰型 ・・・ アイツのせいだ(あるいは、何かのせいだ)
内罰型 ・・・ 自分のせいだ
無罰型 ・・・ 誰のせいでもない、しょうがない

という感じです。

 

当然ですが、最もストレスを溜めないのは外罰型で
最もストレスを溜めるのは内罰型です。
なにかある度に「自分が悪い」と思ってしまうので。

 

外罰型はストレス耐性があると言えますが、では手放しに外罰型が良いかというとそんな事はありません。
特に仕事の成長と関わると非常に厄介なことになります。

 

仕事の成長においては内罰型が良いと思う 

成長というのは、ざっくり2パターンに分けると。既に体系付けられた知識(教科書やマニュアル)を読んで学習するようなフェーズと、実際に行動してみて試行錯誤するフェーズがあると思います。

後者の試行錯誤フェーズでは、基本的に行動してみて、結果を見て、間違ったら軌道修正する必要があります。

しかし外罰型の場合はそれがうまくいきません。

 

間違いに直面した時、どういった行動になるかが以下です。

 

外罰型「自分以外の誰か・何かのせいだ」→自分のせいじゃないので解決しようとしない
無罰型「しょうがない、どうしようもない」→しょうがないので解決しようとしない
内罰型「自分のせいだ」→自分のせいなので何とかするor反省して次に活かす

 

このように、内罰型の人だけが次のステップに進むマインドを持っています
個人のポテンシャルにもよりますが、長期的に見た時、それなりの差が出てくるでしょう。

 

ただし、内罰型は非常にストレスフル 

 

もちろんこの性格は非常にストレスフルです。余計なものまで抱えてしまうことがあるのでデメリットも非常に大きいです。

極端な例ですが

  • 仕事がうまく行っていないのは自分が悪い
  • 相手が怒っているのは自分が悪い
  • 今回の失敗はAさんの責任だが、自分にもなにか出来たのではないだろうか
  • 戦争や貧困をなくすために自分は何をできるだろうか
  • プロジェクトが上手く行ったら皆の成果だが、失敗したら自分の責任だ

のような、一見真面目風ですが非常に危うい性格をしているのが内罰型です。
どうにかしなければすぐ潰れてしまいます

 

最悪の組み合わせ、内罰型+外罰型

集団、組織レベルで見ると。
例えば全員が内罰型だと上手く回ります。それぞれ一人一人が責任を負うことでうまい具合に分散します。
また、全員が外罰型でも上手く回るかもしれません。それぞれ一人一人が責任を押し付け合うことで、うまい具合に分散します。

しかし、内罰型と外罰型が出会うと最悪です。

外罰型「俺以外が悪い」
内罰型「自分が悪い」

だから、内罰型の人に自ずと責任が降り積もっていきますし、それで不備が出ても内罰型は「自分のせいだ」と思うでしょう。最悪です。

組織に1人、外罰型が居るだけで驚くほど足並みは壊れてしまいます

 

内罰型は、ストレス過多になった時どうすればいいか?

長く仕事をしていれば外罰型の変な奴に遭遇することはあります。
中々避けようがありません。

それに、内罰型は例え外罰型のような変な奴に遭遇しなくても、簡単に自滅する生き物です。

ではそういうストレスに対してどのように対処すればいいんでしょうか?
いくつか考えました。

 

1.意識してボーダーラインを作る

この、内罰型/無罰型/外罰型は、基本的に無意識的な思考です。
なので意識的にボーダーラインを作り、無罰型に変身することで、対策はできると思います。

  1. 自分の力量・キャパシティを正しく理解する
  2. 潰れない範囲で、「ここからは自分は悪くない!知らない!」と線を引く
  3. 境界線を超えたら、態度ややり方をガラッと変える

真面目な人ほどこれは難しいかもしれませんが、潰れたらまるで意味がないし、却って迷惑もかけるので「これ以上はしょうがない」ラインを作るべきだと思います。

それでいかに悪いことが起きても「しょうがない」です。できないものはできないので。

 

2.制限付きで内罰型になる

1と基本は似ているのですが。
例えば「時間制限を設ける」「少しだけ高い位置にゴールを設けてそれ以上は望まない」のように、オン/オフを意識的に切り替えると良いと思います。

内罰型は成長には良いはずなので、ここのコントロールは精度上げていきたいものです。 

 

自分の限界、キャパシティはどこらへん?

これは少し難しいです。
喩えるなら、ジョギングでどこまでスピードを上げて最後まで走りきれるか?のようなものだと思います。

これを知るには一回潰れば手っ取り早いのですが、あまりオススメはできません。
少しずつ人生の中で「ツライシーン」で自分に何が起きたかを観察していって、悪い予兆を覚えていくしかないかもしれません。

例えば

  • 愚痴の数が多くなる
  • SNS投稿が増える
  • 頭がボーっとする
  • イライラしてしょうがない
  • 声が大きくなる

など。

 

仕事においてはそもそもその制限が設けられているはずですが、無尽蔵に残業が出来てしまう裁量労働制などは悪そのものですね。
内罰型人間が残業しすぎて潰れた場合、「自己管理を怠った」と更に内罰に陥りストレスが加速する場合があるので注意が必要です。

 

強制的に内罰型にする状況に注意 

上司や誰かからずっと「お前のせいだ!」と言われ続けると、相当強い外罰型人間でもない限り壊れてしまうことがあるそうです。

他人の責任を問う際は慎重に慎重を重ねなければなりませんね。

 

内罰型の誰かをコントロールするには

 

責任の所在を明確化するのが一番なのですが、それは上司のような権限が必要になります。
そうなると、もうその人の心を無罰か外罰にしてあげるために、一緒に愚痴を言ってあげるしかないですね。