いきなり重い話題だが、最近気づいたことがある
長時間残業より、人間関係のストレスの方が圧倒的に疲弊する
何を当たり前のことを、とか、いや私は違う、とか思う方も居るだろうが
自分の過去1年半の統計を取ったらそうなった
ある月、私の可動は月360時間だった
家にもろくに帰れず、ずっと仕事をしていた
しかしメンバーにそれを強いるのは嫌だったので、メンバーの残業時間はせいぜい50時間程度だった
それでもメンバーは優秀だったし、人間関係的には良好
体力を使うような仕事でもないため、どうにか乗り越えることができた
(月150時間残業が3ヶ月続き、結果私は体調不良になったが、1日休んで治る程度の軽いものだった)
別の月、私の可動は月210時間程度だった
家には毎日帰っていたし、気分転換もできていた
しかしメンバーとは上手く行ってなかった
正直優秀さはなかったし、何よりやる気がなく、なおかつ説明が通じないような状態だった
結果、私の体力は360時間稼働の時と同じくらいに疲弊してしまった
その状態で、更に別の月、月240時間可動になった時、ついに倒れてしまった
簡単には比較できないかもしれないが
私の身体では
360時間稼働 ≒ 210時間稼働 + 精神的ストレス
が成り立つようであった
なんと精神的ストレスで月150時間、1日の残業にして7時間以上分疲れてしまうのだ
(ざっと見積もって、「人間関係良好の時より2倍疲れる」ということだろうか)
私にかぎらず、世の転職理由が大抵人間関係であることからもわかるように
人間はどうやら予想以上に、見えないストレスによってどんどん弱っていく生き物らしい
そう考えれば、自分、あるいはメンバー、部下などのストレスコントロールというものが如何に重要かがわかる
更に踏み込むと、周りのストレスを軽くしてくれる者はとても重要で、逆に周りにストレスを与えるものは排除していくのがベストだろう
(もちろん、飴と鞭を上手く使える人のように、ストレスを上手く扱える人であれば後者であっても問題はない)