IT業界で気づいたことをこっそり書くブログ

くすぶってるアプリエンジニアが、日々気づいたことを適当に綴っていきます(受託→ベンチャー→フリー→大企業→ベンチャー→起業)

技術者の性格とキャリアのパターン

こういう方がいらっしゃいまして

 

furoshiki.hatenadiary.jp

 

これは一つの例ですが、そういえばエンジニアの転職パターンって性格依存だなというのを以前考えたことがあるので、さくっと書いてみます

 

大企業→現場志向の高い会社

このケースは昔からかなり見ます

例えばソニー富士通に居たけど、別の中小に移るとか、そういうやつです

(日立とかで聞かないのはグループ内で完結するから?)

 

モチベーションとしては「このままでいいのかという不安」です

変化の遅い大企業にいて、しかも人を回したり技術特化してしまうと、人材として汎用性が失われることに恐怖するらしいです

そのトリガーとなるのがネットから流れてくる情報だったりします

 

ここでおもしろいのが、彼らは攻めているようで実は守っているということです

別に悪いことではなく、よくよく分析していたあとで、攻守のバランスを取ろうとする方が多いです

 

この転職の特徴をいくつか上げると

・大体アラサー~30代中盤

・中小には行く、でもガチのベンチャーにはあまり行かない

・行った後で中小の待遇の悪さに愕然とする

 

とはいえITで言えば、最近はちょっと景気が良いので(エンジニアが不足してる)

こういうキャリア変えにはちょうど良い気もしますよね

 

大切なもの:定年までの安定と、安定したやりがい(RPGとか好きそう)

 

受託中小→大企業(特に事業系)

これもよく見ます

クライアントの言うことを聞くだけの仕事が嫌で転職先を探したら大企業しか残らないパターン

 

モチベーションは「待遇改善」「上流に行きたい」「もっと優秀な人と働きたい」

彼らは単純に現状が不満で、攻めていたがその成果がうまく出てこなく疲弊していることが多いと思います

 

特徴は

・20代後半~30代中盤

・転職後、大企業のスピードの遅さに引く

・何かSEっぽくなったり、成果出なかったり、スペシャルな同僚が居すぎて悩む

・でも待遇は良いし話が分かる同僚も居るので抜け出せなくなる

 

このパターンはあまり情報発信されないケースが多いと思います

その後どうなるんですかね?

 

大切なもの:頑張りに対するリターン(ソシャゲとかにはまりそう)

 

大企業→ガチベンチャー

出世した後「よしいっちょやってやる!」とドロップアウトする方

 

モチベーションは「何か行ける気がした」「誰かに触発された」

危機察知能力というか、温度感は一番上のケースの方より落ちるので

大抵失敗します

大企業とガチのベンチャーではタスクがあまりに違い過ぎます

 

ただ成功される方も大勢居て

・組織立ち上げから自力でやったことがある

・同僚と一緒にドロップアウトした(仲間がいる)

・コネが既にある

 

こういう方は持ち前の優秀さと強かさで、そこそこの企業に成長するイメージです

でもそこそこで、やがて元の会社の傘下に入ったりしますよね

まるで組織的フリーランスです

 

大切なもの:やったるで精神(格ゲーとか好きそう)

 

 

 

まだまだありそうですがここまでに。

(無知蒙昧パターンとかあるんですけど、色んな人をディスるだけなのでやめておきます)

 

ところで、ガチベンチャーに行く人やフリーランスになる人はやっぱりどっかちょっとおかしいですね

たぶん私もおかしいのでしょう

 

追記:

意外と(?)反応もらえたので、無知蒙昧パターンをあとで書いてみますw

技術者の転職失敗パターンみたいな

 

おっさんの解説>100万円フリーランス

前の記事の続きは絶賛ドハマり中

説明が難しいです(ヽ´ω`)

 

harv-tech.hatenablog.com

 

こちらについて、ブコメでやんや言われてますが、その解説をします

 

リーマンショック

フリーランスが一番恐れるべきは唐突な不況です

どのくらいヤバイかというとこのくらいです

派遣の現状 | 一般社団法人日本人材派遣協会

(真ん中らへんの図)

 

市場規模が3~4割程度減ってるので

適当に単価が2割安くなって、人が2割居なくなる程度×数年ですね

 

これリーマン直前がバブってるだけじゃね?という風にも見えますが

その直前でそれほど人が溢れたということなので、そう簡単にも断じられません

 

でもその程度と言えばその程度です

おそらくこのブログ主の方は相当優秀な方なので生き残ると思います

とは言え愚鈍な我々は額面通りに受け取ると死ぬかもしれないということを肝に銘じなければなりません

 

その前に、何でリーマンショックの話題が出てるのか

経済危機が起きると

社員を守るためにフリーや派遣はバンバン切られます

非正規雇用はそのためのバッファです

 

その時「でもこの人が居ないと回らない!当分は絶対切れない!」という人はおそらく残るでしょう

密結合なマネージャークラスがリファクタできないのと同じです

 

もしくは雇用主以上友達未満な関係になれれば、 他の誰かと自分のどっちかを切らなきゃいけないとなったとき、残してくれるでしょう

(もちろん、逆に会社が困ったときは助けてくれることを期待しています。情けは人のためならずみたいな)

 

そういうポジションになるには持ち帰りだと難しいというだけの話だと思います

 

経済危機の頻度

ちなみに、経済的にヤバイ出来事が確率的にどのくらいあるかというと

 

1992年前後 日本のバブル崩壊

1997年辺り 東アジア通貨危機

2000年辺り ITバブル崩壊

2008年辺り リーマンショック

 

このくらいです。大体8年周期・・・( ゚д゚)ハッ! 

 

経済危機のリスク

じゃあ現時点でどのくらい世界に経済的リスクがあるのかといえば

・イギリスのBrexit

ギリシャのGrexit

・EU全般(フランス、ドイツ)

中国バブルの崩壊

・トランプが大統領になり、以下予測不可能

・原油安と中東とロシア

・円高

 

こんなもんでしょうか? 割りとリスクだらけですし、見えてないのがもっとありそうです(bitcoinとかああいうのって盛り上がりすぎるとリスクになりそうですよね)

最近は明らかに世界レベルでバブってますね(そんな気がしませんが)

 

非常駐とリモートワークの違い

契約上どうなってるのかわかりませんが

ITフリーランスの特権中の特権みたいなところが、時間制で働けるというところだと思います

自分がミスしようが、大きな仕様変更が入ろうが、バイトと同じで働いた時間に対して報酬が支払われます

超イージーモードです

何せプロジェクトは予想外のことばかりですから

時間制というのを保ったまま、非常駐でやるのが一般的にリモートです(よね?)

 

準委任契約持ち帰りや、請負になるとそれができなくなります

「何か見積もりミスって1.2倍かかりましたー」ではお金をくれません

最近それがあって辛かったです

(準委任の場合はお金くれていいはずなんですが、準委任と請負の線引って何か曖昧にされること多いですよね)

2割ってすごい差ですよ?

ちなみに見積もりというのはヘタすると1.6倍とか違ってきます

 

逆に多めに見積もって余裕のスケジューリングをすることも可能でしょうけど

それはそれでお金は得るんですが、スピードのみ追い求めるようになりがちになり技術的に伸びづらくなるので

中々自分の中でバランスを保つことが難しいのではないでしょうか

(自立自制。ここらへんの話はフリーWebデザイナーの悩み関連を調べると参考になります)

 

 

コミュニケーションと常駐の利点

これは敢えて言うほどじゃないと思いますが

情報交換、コネ作り、社会性を保つことでのストレス解消

なんかもありますし、特に最初のうちは要件定義からテスト、リリースまでというフローパターンを学習する機会になるので想像以上に重要だったりします

 

繰り返しますがこの方の場合は、優秀そうなのでどうかわかりませんが

完全持ち帰りやリモートでできるプロジェクト規模というのは小さくなる印象です

iOS,Android,デザインそれぞれ1人で3ヶ月10人月のように

 

新規開発30人月とか、それ以上のサービスに関わらないと技術が中々伸びませんし

そのくらいの規模となるとコミュニケーションコストがどんどん上がって「常駐じゃないとやってられない」くらいになると思います

 

そういう点でも心配されてる方は多そうですね

 

フリーランスなのに常駐なんて意味ない云々

IT白書2016でフリーランスについて触れられています

http://www.ipa.go.jp/files/000052198.pdf

74ページから

 

以下引用

 

契約社数

1社 33.2% (おそらく常駐)

2社 12.7% (おそらく常駐+非常駐 と、非常駐×2)

3社 34.5% (おそらく非常駐)

わからない 19.7% (なんだこいつ)

 

フリーランスは、IT企業IT技術者と比較して、大都市圏以外に住んでいる割合が高かった。

 

フリーランスになった目的や理由(実現できてない人も合算)

自己のライフプランに合わせるため  56.1%

収入を増やすため 43.1%

技術力・実績を活かす仕事に就くため 33.3%

職場環境・人間関係を変えるため 29.9%

介護のため 6.8%

育児のため 4.9%

 

と、いろいろなのですよ

 

付け加えると、セキュリティ的に非常駐はできない会社もあるので、選択肢を広めるのであればどっちもできるのがベストかなと思います

 

 

ちなみに月100万という数字は、ぼちぼち高いが・・・

この方がiOS+デザイナーで売ってるので、高くなってると思います

私もiOSエンジニアですが、アプリは今高いです

ニアショア機構というところが出してる資料を見たのですが、アプリより高いのはグロースハックエンジニアとかそのくらいです

エンジニア単価情報 | ニアショア機構

 

Webエンジニアはそれより2割は落ちますし、Webデザイナーだともっと落ちます

 

ちなみに私は上半期、中央値が月115万円でしたが

常駐+非常駐で、労働時間が220時間(のつもりが260時間位に・・・)でした

お察しください(ヽ´ω`) 

 

あと前回の記事の続きて書こうと思ってますが

結局雇い主の気まぐれで報酬なんて上下するので、数年のアベレージで見たいですよね

(私もたぶん今年あと1回は現場を変えそう)

 

先ほどのIT人材白書に年収も書いてるので見てみるといいです

81ページ

39歳以下で1000万超えは8.8%(なお40代、50代と下がっていく模様)

 

以上おっさんからでした

年収を上げる方法 その0(主にエンジニア向け)

エンジニア向けに

最近年収を上げる方法論をまとめてるんですが

少し複雑すぎて行き詰まってます

もっと簡単にまとめようと思うのですが、その前座として、適当な話でも

 

第二回転職ドラフトが終わりました

job-draft.jp

 

3社からプチリッチのオファーをうけました!

(・∀・)。o(わかりづらい)

もちろん、そこから面接が入るので、提示額はあくまで採用合意が取れた時の額です

そういう意味では

  • 年収500〜550万の求人に応募する
  • 年収550万のオファーを受けて応じる

この2つは大差がありません

実際人材コンサルみたいな人たちはこういう風にアプローチしてきますよね

このサービスのちょっとしたポイント(罠)です

 

プチリッチはどのくらいなのか

ぶっちゃけると600〜700万円です

これを年収偏差値にかけると63くらいです

yoikaisha.com

※他にも年収偏差値は有ります、母集団が違うので注意です

 

私の学力偏差値が54〜63、運動偏差値が40くらい、顔面偏差値が50以下、コミュ力が45くらい、根暗、業界経験年数が6年程度と考えれば、だいぶ高いと思います

もちろん面接が通ればですが

 

全体でみてみる

 

f:id:otihateten3510:20160723125658p:plain

 

うわっ、私のオファー、普通すぎ!?

 

サービス自体が高値をつけそうな企業ばかり選定しているのと

ある程度自信がある人しか応募していないからか

このくらいで平均みたいです

 

つまり年収偏差値63くらいで平均です

20代だともっと偏差値高いと思います

 

そもそも論ですが、ある程度の規模の企業になると年収テーブルが存在するため、こういうサービス形式にしたところで額がどんと上がるわけはないですよね

しかし人手不足は人手不足なので、年収テーブルのやや上の額を提示してきているのかもしれません

 

フリーランスは儲かる?

もらったオファーは年収偏差値63くらいでかなり高いですが

現時点でのフリーランス状態の偏差値は120くらいです(ドヤ顔?)

 

企業の方々から「お前MAX偏差値63くらいな」と言われ、一方で現在の年収は偏差値120くらい

その乖離は一体何なのでしょうか

 

実際のところ、私だけがすこぶる高いというわけでもなく、レバレジーズが出しているフリーランスの平均年商(年収ではない)は750万円くらいです

平均30歳と考えれば、偏差値76くらい、40歳と考えれば偏差値55くらいです(比較対象とする母集団は正社員なので注意)

 

でもフリーランスは何かいろいろ税金とか掛かるし不安定だからその分でしょ

と思われそうですが本当にそうなんでしょうか?

確かに、今回の転職ドラフトのボリュームゾーンが600万円台だとすると、乖離は100万円そこそこなので、当たらずとも遠からずかもしれません

 

エンジニア全体の平均や、偏差値50からの乖離として考えると、200万円以上乖離しているので、どう計算してもフリーランスがもらいすぎという結論になってしまいます 

 

年収=実力 と捉えると痛い目を見る

IT業界は特に攻めっけがありサイクルが早い業界なので

局所的にバブリーだけど入りやすいという会社が生まれます

なので「AさんよりBさんが1.1倍スキルが高い」と思われただけで、1.5倍の差が出るみたいなことがありえます

株取引に使う時の値付け方式に似ています

 

ちなみに私の話で言えば

今年は偏差値105〜125くらいで落ち着きそうですが

去年は偏差値78

一昨年は偏差値43

その2年前は偏差値30

その前は偏差値25くらいです

 

私は確かに努力しましたが、当時に比べて何かが何倍も強くなったとは思えません

 

年収≠実力なら、実力+αが必要となる

もちろん実力に年収は正の相関をするでしょうが

実力のみでは足りないということになります

このことは2つのことを示唆していて

  • 実力を上げずとも年収は上がる
  • 実力を上げても年収が上がるとは限らない

です

上で言った「年収=実力と捉えると痛い目を見る」と言うのはこういうことだと思います

 

+αって何よ

これはまとめ中です(´・ω・`)

 

年収が上がっても浮かれない、年収が下がっても落ち込まない

いやムリです

浮かれますし落ち込みます

 

まあそれは喩え話で、年収というのはスポーツ選手で言うところの勝ち星みたいなものなのではないでしょうか

実力がどれだけ上がっても勝てない時もあるし

実力が変わってなくても勝っちゃう時もあります

そんなとき、冷静になって考えないと、どこかで限界が来てしまいます

 

特に転職ドラフトみたいなサービスで年収が上がった時

「自分は好評価されたんだ」と安易に考えてしまうとそこで限界を迎えるかもしれません

ほんとにそうなのか、そこは切り離して考えるべきだと思っています

また、そもそも評価した人が絶対であるとは限りません

というか、自分の専門領域について、専門外人たちが本当に評価できるのか

評価している人が専門家であったとして、その値付けが正しいと本当に言えるのか、疑ってかかる必要があると思います

 

(参考)

>1.報酬が異常に高い

otihateten.hatenablog.com

 

 

フリーランスという局所最適解

そういう意味で、フリーランスというのは儲かりますが非常にリスクが有ります

フリーランスから正社員になるとき、大抵年収が下がります

例えば300万円下がるとすると、本人としては

 

(その会社に入るメリット)ー(フリーでいるメリット)>300万円

 

と計算する必要が出てきますが

そんな会社は滅多にないか、あったとしても実力不足で入れません

なので長期的視点に立って、本当に自分にとって良いのはどの選択肢なのか悩む必要があります

特にエンジニアはスキル依存が強いので、自分の時間をどこに投資するかは悩ましいところです

 

まあ、これはただの独り言でしかないんですが

(どこ行ってもえげつない程年収が下がるという苦しさ+このままで良いのかという苦しさ)

 

 

あー、適当に生きたいなー

歴史的にポケモンGOがいかにとんでもないことか

参考

Fumi's Travelblog: Pokemon GO!

 

ポケモンGOのヤバさにいまさら気づいたのでまとめ

 

ゲームとリアルがついに交差してしまった

結論はこれです

ゲーム業界はすごいです

IT業界よりもナレッジがたまり、洗練され、儲かる額がでかく、魅力的です

ゲーミフィケーションという言葉ができるくらい、ゲーム業界はもはや技術やプロダクト作りにとって無くてはならない兄のような存在です

 

しかしIT業界の人はゲーム業界に行きません

ゲーム業界に行かなかった人がIT業界に居ると言ってもいいと思います

 

もちろんいろいろな理由がありますが

ゲーム業界はコンテンツ業界の宿命に晒されているからというのが大きいです

つまり「好きなこと、楽しいことに触れていたい」という娯楽業界に足を踏み入れると

全体のモチベーションが高すぎて競争がすごく、激務と薄給に悩まされます

それでも良いという人がゲーム業界などのコンテンツ業界にいきます

 

しかし随分長い間、リアル業界とコンテンツ業界、IT業界とゲーム業界はすみ分けができていました

ちょいちょいビジネス的に交差はするものの、「お互いに別物」という状態でした

漫画アニメ小説などと一括りで「まあでも所詮は娯楽だよね」と言われる存在でした

 

もちろんそれは近年、徐々に崩れてきましたが

それでも「アプリエンジニア」と「アプリゲームエンジニア」が全く別物というくらいには別物でした

 

IT業界に限った話ではなく

生活 と 娯楽

は、何だかんだで別物だったのです

 

その別物のリアルとバーチャルが、ARとポケモンでついに交差したのです

 

喩えるなら、2つの国が1つに統合したようなものです

そして、ゲーム業界は圧倒的に強いです

 

ネトゲの経験値がフルに活かせる

彼らは知っています

ネトゲでユーザーがどう動くのか、どうすれば皆楽しいのか、どういうクエストを作れば皆ハマるのか、どういうアイテムを作れば課金するのか、どうすれば集団が集まるのか、集団が集まればどういうコミュニケーションが起きるのか、どういう市場が形成されるのか、どうやってコミュニティをコントロールするのか

 

これでもかというくらいに、業界の力全てを注ぎ込んで社会実験をしてきました

ポケモンGOの枠組みがあれば、それが現実で起こせてしまうわけです

(しかもIngressですでに経験値は積んでしまっている)

 

その方法ができてしまったら

もはやゲーム業界とビジネスマンはそこに全力を注ぐでしょう

 

多くの者が失敗するでしょうが、いつしかそれはジャンルとして確立されるでしょう

何せゲーム業界の人たちはタフで、動く額も半端ないです

 

そこまでいったら、リアルとバーチャルの新時代です

何の因果か、VRも機械学習もいい感じに揃ってしまいました

 

ネガティブの中に光明はあるのか

私は正直、相当なビッグバンが起こる気がしています

スマホの登場まではいかないかもしれないですが、Twitterの登場以上には大きなことになるのではないでしょうか

 

しかし、今回の事象は正直ネガティブな事象の方が多く起きそうな気がしています

つまり破壊的イノベーションのオンパレードです

守りに入っても巻き込まれる可能性が高い

そんなビッグウェーブをうまく乗りこなせるのかどうかは、ちゃんと見定めていかなければなりませんね

 

まあとりあえず、当面の課題はピカチュウをゲットすることですが

マグロのように生きるエンジニア(ポエム)

マグロは止まると死ぬ

そう言われている

 

「ひょっとしたら止まっても死なないのかもしれない」

マグロはそう思っても、敢えて止まってみることはしない

怖いから

 

私も全力を出していないと死ぬ

そんな気がしている

死ぬというのは喩えだけど

いろんなことに絶望したり、二度と立ち上がる気力がなくなるのではないかと思ってる

 

「もっと休むべき」「ワークライフバランスを」「効率重視で」「生産性が」

そんな声が世の中から聞こえてくる

気を抜くと、それらを信じたくなる

 

そんな、いろんなことにスマートに取り組めるような人が大勢いることを知っている

学生時代から、きちんと勉強し、きちんと部活もし、身形も交友も恋も就職も

真面目にというよりは、うまくこなしている人たちを知っている

それですごく成功している人が、正論をはいているのも知っている

 

でもそんな正攻法が、自分がひどく苦手なのも知っている

自分がどれだけ劣っているのか知っている

中学校の時、担任の先生に「もっと自分を追い込んだほうが良い」と言われたことが今でも印象に残っている

 

世の中から聞こえる甘言は、本当に正しいのだろうか

「休んだほうが成果が上がる」は「食べたほうが痩せる」みたいな話に聞こえる

そもそも彼らは成功者なのだろうか

成功者だったとして、その正攻法は自分もできるのだろうか

 

「ひょっとしたら、止まっても死なないのかもしれない」

私はそう思っても、敢えて止まってみることはしない

怖いから

 

そうして死ぬまで泳ぎ続けて、たぶんこう思うのだろう

「止まったほうが幸せだった」

 

エンジニアのMP切れについて考える

初めて長時間残業をしたとき、不思議な現象に襲われました。

眠いわけでもなく、肉体的に疲れているわけでもなく、精神的に苦しいわけでもない
なのに脳が動かない。


そんな状態です。

 

それを何回か繰り返すうちに
自分は仕事をしているうちに何かよくわからない謎の力を消耗していっているんだな

ということに気付きました。

 

この謎の力を、とりあえずゲームに例えてマジックポイントと呼称してみます。

(仕事体力、バイタリティ、ストレス耐性力なんて言ったりもしますね)

 

 

MP ≠ 集中力

MPが切れると集中力が切れるので、集中力って消耗するものなんだと解釈しました。

しかしすぐに違和感を覚えました。

 

MPが切れかけても、短時間は集中できます。

集中力といえば、単位時間あたりの集中の高さというイメージだったので、MP=集中力にしてしまうとおかしなことになります。MPはもっと、のようなものです。

MPは集中力×時間で説明できると思います。

 

それに、集中力だけでは説明できない現象も起こりました。

 

MPが切れると起こること

もちろん私の場合ですが

  • 集中できない(特に持続力がなくなる)
  • 小さいことでイライラし怒りっぽくなる
  • やる気が起きない
  • ダルさを感じる
  • ぼーっとして考えがまとまらない
  • 食欲が増える(過食症
  • 神経痛、腹痛、頭痛、風邪に繋がる
  • ディスプレイが眩しい

 

MP切れはうつ病に似ている

仕事以外の原因で非定型うつに片足を突っ込んだことがあるのですが
このMP切れの症状は非常にうつ病の時に似ています

 

つまり強いストレスを受け続けた状態と同じなのではないかと思いました

 

ただし単なるMP切れは、休めば回復しますがうつ病は回復しません
あと度合いもかなり違います、うつ病の方はMPがマイナスという感じです

 

MP消費するもの

似た状態になる行為を探してみると少し面白いです

  • きつい筋トレや長時間のジョギング
  • ゲームや漫画を長時間読む
  • 二徹
  • 非常にストレスを受けてどっと疲れた状態
  • 腹を壊したり、ひどい頭痛に長時間されされた時

要は疲れ全般なんですが
肉体疲労でも似た状況になるのが面白いです(同時に困ったことです)

 

何をやるにしてもMPは消費する

個人的に発見だったのが、ストレス解消と思われていた遊びでもMP消費をするということです

これはMPを枯渇させないとわからないことでした。

 

アニメ視聴1話あたりMP30くらい

例えばアニメを見るという行為はMP0でできそうなものですが

個人的にはアニメ視聴は1話あたりMP30くらいです(数字は適当です)

もちろん個人差行為差もあるはずです

 

  • 死ぬほど楽しみにしてるアニメ MP60
  • 正直見たくないアニメ MP50
  • 頭を使うアニメ    MP30
  • 適当に見れる日常系アニメ MP20
  • ゲーム実況垂れ流し MP10
  • ブログを書く  MP20
  • 2ch、はてぶ、チャット  MP5

 

仕事でも、MP消費量はタスクによって違う

集中してやった時とダラダラやったときで、疲れ方はぜんぜん違う
というのはよく言われていることですよね

 

つまり

 

集中したら    MP200/h

ダラダラやったら MP50/h

 

みたいに考えられるのではないでしょうか
また、よりストレスフルで、より頭をつかう疲れる作業ほどMPは消費するはずです

 

個人的には

  • コーディング  MP50/h
  • ガチなミーティング  MP250/h
  • 仕様書をいじる  MP100/h
  • テストをする  MP80/h

こんな感じです

(以降/hが堅苦しいので、1時間あたりのMP消費量をMPxと書いてしまいます)

 

MPは時間経過で回復していっている

ぼーっとしてると、それだけでMPは回復していってると思います
だから、休み休み疲れる行為はできるし、短期集中はできるのではないかと思います

 

気づいたんですけど
これってほとんどソシャゲ(スマホゲー)と同じシステムですよね
もちろん寝るのが一番回復する行為です
ここらへんもゲームと同じ。

 

最大MPは個人差がある?

経験則ですが、個人差はあるのではないかと思います
バイタリティがある人なんかは常に元気に活動し、その後飲みに行ってまた早朝から仕事したりしますよね
逆に1日4時間くらいマジメに働いたら限界に来てしまう人もいると思います

 

しかし相当特殊な訓練でもしないかぎり最大MPは増えないと思っています
もちろんこれも経験則であり間違ってるかもしれませんが
摩耗して減ることはあっても増えることはないのではないでしょうか?

 

消費MPは慣れることで減る

行為に対しての向き不向きもあるはずですし行為に対する慣れもあります

例えば将棋に慣れてる人が10時間将棋するのと、慣れてない人が10時間するのでは、疲れ方が違うでしょう。

 

ひょっとしたら最大MPに個人差はあまりなく、単にその人が慣れてるだけなのかもしれません。
もしくは脳の回路がいい感じに疲れない構造になっているのかもしれません。

 

MP切れで起こる弊害:やれることが減る

ゲームなんかでもありますよね

大魔法が打てるけど、MPが減ってしまってたまーにしか打てない

みたいな状況

アレが起きると思います。

 

例えば私は定期的にジムで走っているのですが、走った次の日なんかは最大MPが3割くらいまで落ちるので、趣味的な活動すらできずただぼーっとしています

(だから忙しくなると走れなくなり太るという状況に・・・)

 

MPが世間で認知されていない弊害

このMPのようなものは、イマイチ世間で認知されていないと思います

理由は簡単で、現在のMP>消費MPの場合、全く意識することがないからだと思います

例えば100メートル歩くのに、体力の限界は感じませんが
限界まで走った後の100メートルは非常にしんどいです

 

だから、より早く限界に到達してしまった人は苦しいのですが、周りからはそう思われずに「根性が足りない」「甘え」等と言われてしまうのではないかと思います

 

MP消費が緩和される条件

その行為が「楽しい」「笑える」とき、少しだけ消費量が緩和されるのではと思います

もしくは気にならなくなっているだけかもしれませんが

相当苦しくても笑えるとちょっと楽になりますよね

 

MP消費は実は楽しい行為?

遊びでもMP消費がされるわけで

MP60以下くらいは楽しいのではないでしょうか

要は「慣れると楽しい」という状態ですね。

 

仕事も遊びも効率よくMP消費するには

MPの消費は時間単位です。
なので、長時間やってもMP消費量が少ない作業をメインの仕事にするのが一番だと懐います。

例えば私の場合は、コーディングが一番MP消費量が少ないです。
もちろんそのためには慣れることが必要ですが。
また、元気なときにMP消費量の高いものを先にやってしまうというのもテクニックですよね。
ゲームでMPをどうやりくりするか考える時とほとんど同じように考えれば良いと思います。

 

MP枯渇状態が続くと摩耗する?

あまりにもMP0が続きすぎるとうつ病になるのでは?と疑っています

うつ病というのは悩みの種という常時MPを消費する呪いがそもそもの原因でMP0が続きすぎたことでMP最大値がどんどん落ちて起こるのではないでしょうか

そう考えると、常に疲れ続けているのはリスクがありそうです。

 

MPが枯渇すると精神防御力が落ちる

上でも書いたんですが

MP残り50くらいまでは問題ないものの、MP残り20あたり(趣味もできないくらい)になってくると精神防御力が紙になります。

すると非常に苦しいですし生活の質が落ちるので、その手前をどうにかキープする生活がしたいです。

(個人的には運動から来るMP切れで困ってます)

 

世間で誤解されてる気がすること

以上をこの3年位で考えていたんですが。

そうすると何かおかしいなと思えることがいくつか見つかりました。

 

短時間で集中してやることが美徳になってること

1時間にタスク100こなすのと、10分でタスク100こなすとき、MP消費量は10分の方が大きいですよね?運動と同じです。

つまり8時間でやる作業を6時間で終わらせるなら、6時間の時のほうがMP消費量は多いのではないかと思います。

短時間で終わらせてMP切れでは、私生活が空っぽになりそうです。

エンジニアでよくありそうなのが、消費MPを抑えて長時間働く方法ですが
こちらのほうが効率がいい場合もあると思います(MP消費量に関係なく成果の上限が決まってしまうタスクなど)

 

長時間労働=悪という構図

上記の逆バージョン

ダラダラやっていいなら長時間労働も悪くないのではと思います。

 

根性、気合でどうにかなると思われてること

会社だけでなく勉強でもそうですが
気合だけではどうにもならない時もあります
どうにかしているように見えるときは、MP消費量を抑えているのでミスが多発するはずです。

 

仕事はできないけどアニメは見れるよ状態

MPが残り100で、仕事はMP200必要で、アニメがMP50なら、この状態になりますよね

「何だまだ働けるじゃないか、怠けてないで仕事しろよクズが」という罵声は誤解だと思います。

適切な罵声は「アニメ見てないでさっさと寝て体を休めろクズが」です。

MP消費してますからね。
風邪のときに似ています。風邪の時も軽作業はできるんですが、寝るのが常識です。

 

MP切れても周りからは普通に見える

実際自分でもびっくりなんですが、外からは本気でわかりません。

自分自身、PCの前で手をキーボードに置くんですが、何もできません

何もできないまま時間だけが過ぎていき、焦り、深夜になります

うえでも書いたようにこういう状態は精神防御力が紙なので周りも注意が必要です。

 

悩みの種を抱えてる人への労り

うつ病とまではいかずとも、何かに常に悩んでいて、呪いのようにMPを消費していってるような人に対してはケアが必要だと思います。
じゃないと勝手に壊れるか、MP消費量を勝手に減らされて質が下がるかのどちらかになりますから。
まあそんな簡単に悩みの種なんて消せないんですけどね。

 

本当に皆1日8時間もMPもってるの? 

色んな人の働き方を見てると、8時間集中できている人なんて少数派だと思います(居るには居ますが)

だとすると、皆どこかしらで省エネモードに入ってるのではないかと思うのですが

それならMP消費コントロールも必要なのではないでしょうか

例えば「このミーティングは省エネで聞いて」「このタスクは大事だから集中してやって」みたいな

 

 

 

ちなみに

これを書いている今は、昨日ジムで限界まで走った関係で残りMP15くらいです 

趣味のコーディングが全く進まずアニメも見れないためブログを書いてます

MP消費量が少ないことは、いくらでもできてしまうんですよねぇ

 

2019年 追記:このあと調べたこと

MP切れで出てくる諸症状は、いわゆる自律神経失調症の症状に近いとわかりました。

 

でも自律神経失調症まわりは病気として非常に難解なので調べるのをやめました(情報として眉唾も多いですが、何かが存在するのは確かです。まだ十分に研究が進んでいないのかもしれません)

 

自律神経失調症になりやすい人、なりにくい人が居ます。成りやすい人はMPが低いと思います。私はかなり成りやすいです。
成りにくい人はバイタリティが高いのかもしれません。

 

順序としては、MPが切れる → 自律神経失調症うつ病など、諸症状
でしょうから、MP切れに気をつけるのが根本的な話だと思います。

 

人によってMPは本当に様々です。
1週間に何時間稼働できるか考えても、30時間でもうだめな人も居れば、100時間でもケロットする人も居ます。個人の差をきちんと受け入れて、柔軟に対応していきたいですね。

第2回転職ドラフトにエントリーしてみようと思う

job-draft.jp

 

回し者ではありません

まだ始まる前ですが、一旦分かったことや感想など

 

感想

まーた新しい就活系サービスか

これどこで金とってんだろ?指名?

(成功報酬型のようです。いいですね。

http://www.livesense.co.jp/news/n/2016/0614_02/attachment

 

サービス側の利点

転職市場というのはまだまだ日本において未開拓な部分があります

普通は面接を通して値付けがされるわけですが

エントリーシートの段階で値付けがされると

・どういうエントリーシートがいいのか

・どこを気にしているのか

・実際いくらくらいなのか

・どの企業がどういう人を欲しているのか

というナレッジが溜まるのではないかと思います

 

コーディングスキルのみで言えば他のサービスが既に有りますが

包括的なスキル(特にゼネラリスト向け)で言えばまだ他もあまり手を出していない印象です

 

そしてそういった人材のほうが得てして高くなる傾向にあるので、そこは美味しい点かもしれません(人材系の特徴として、商品=人材の年収に売上が比例するって点がありますよね)

 

サービス側の欠点

どやぁ!みたいな人しか応募しないんじゃないかと心配です(ボリュームの問題)

実際参加者は少ないですよね

企業が欲しい人材って基本的に尖ってるというより包括的な人材だと思うので、そういう人はあまりドヤれないのではと思います

 

また、どやぁ!みたいな人は、参加企業くらい既に転職先として考慮済みだと思います

私も「ほとんど一回考えた」会社ばっかりです

 

もう一つ上げると、ドヤるような人はフリーランスなどに多いのではと思いますが

そういうフリーランスはゴッド級以上にもらってるので、もうひと押し何か企業側のアピールが必要じゃないかと思います

 

ユーザー側の利点

「不定形な就活サービス」で「エントリーシートを提出」する「転職サービス」でしかも「まだ2回目」

 

と考えると、エントリーシートの実験場としていいかもしれません

どういう書き方が受けるのか

どういうふうに書いたらどういう会社が釣れるのか

自分はどのくらい値付けされるのかなど

 

これって片意地貼らず適当にやってみるのが一番じゃないですかね?

 

ユーザー側の欠点

一部パブリックドメインになること

これにより2つ欠点があります

 

1.怖い

2.簡単に相場が発生してしまう

 

採用担当者が「他が600万なのに1000万付ける」だけの事業への理解と権限があればいいですが、どうなんでしょうね?